LaTeX で括弧と装飾の組み合わせ

数式では括弧と装飾を組み合わせて使うことがよくあります。\underbrace\overbrace と括弧を併用するときのポイントを解説します。

\underbrace との組み合わせ

\underbrace は式の下に波括弧を付けて説明を加える機能です。これと通常の括弧を組み合わせることで、数式の構造をわかりやすく示せます。

\left( \underbrace{a + b + c}_{\text{3つの項}} \right)^2

\left \right を使うと、\underbrace を含む式全体に合わせて括弧が調整されます。

\overbrace との組み合わせ

式の上に波括弧を付ける \overbrace も同様に使えます。

\left[ \overbrace{1 + 2 + \cdots + n}^{n \text{個}} \right]

複数の underbrace

複数の部分にそれぞれ説明を付けることもできます。

\underbrace{a + b}_{\text{第1項}} + \underbrace{c + d}_{\text{第2項}}

全体を括弧で囲みたい場合は、さらに外側に \left \right を追加します。

実用例:積分の説明

積分の各部分に説明を付ける例です。

\int_{\underbrace{0}_{\text{下端}}}^{\overbrace{1}^{\text{上端}}} f(x) \, dx

注意点

装飾が付いた式を \left \right で囲むと、括弧のサイズが想定より大きくなることがあります。

自動調整

装飾の高さも含めてサイズが決まるため、大きくなりすぎることがある

手動調整

\big 系を使えば、装飾を無視して好みのサイズに固定できる

見た目を細かく調整したい場合は、\Big( などを使って手動でサイズを指定することも検討してください。

括弧と装飾を上手に組み合わせると、複雑な数式でも読み手に意図が伝わりやすくなります。