中和滴定

コニカルビーカーに入れた酸 10.0 mL に、ビュレットの塩基を滴下します。酸と塩基の種類と濃度、指示薬を選んで滴下を始めると、1 滴ごとに pH が動いて滴定曲線が伸びます。1 滴だけ落とすこともできます。

右上のパネル名で、パネルを開いたり閉じたりします。条件のパネルで酸と塩基と指示薬を選び、滴下を始めます。ヘッダーを掴むとパネルを動かせます。

pH は、酸と塩基と水の自己解離を合わせた電荷収支が釣り合う値を二分法で解いています。弱酸は Ka、弱塩基は Kb で解離するぶんだけを出し、強酸と強塩基は完全に解離するものとして扱います。滴下による希釈も入っています。25 °C の値で、活量の補正は掛けていません。

中和点は a × c × V = b × c′ × V′ で決まります。a と b は 1 分子が出しうる H⁺ と OH⁻ の数で、硫酸なら a = 2 です。画面には、酸が出しうる H⁺ と、加えた塩基が出しうる OH⁻ の物質量が並びます。

指示薬は、変色域が pH 跳躍の中に入るものを選びます。強酸と強塩基ならどれでも入りますが、弱酸を強塩基で滴定すると中和点は塩基性側へ寄るので、フェノールフタレインを使います。弱酸と弱塩基の組み合わせでは跳躍そのものが小さく、指示薬では終点を判定できません。