It is ... to 〜 の構文|中学英語

“It is … to 〜” は「〜することは…だ」という意味の構文です。英語では、主語が長くなるのを避けるためによく使います。

基本の形

To learn English is important.
英語を学ぶことは大切だ。
It is important to learn English.
英語を学ぶことは大切だ。

どちらも同じ意味ですが、2番目の文のほうが自然な英語です。It を「仮の主語」として文頭に置き、本当の主語(to learn English)を後ろに回しています。

なぜこの形を使う?

英語では「主語は短く、大事な情報は後ろに」という傾向があります。To learn English is important. は文法的に正しいですが、主語が長くて頭でっかちに感じます。

To + 動詞 ... is ...

文法的にOK。でも主語が長くて読みにくい。

It is ... to + 動詞

自然な英語。大事な内容が後ろにあって分かりやすい。

よく使う形容詞

It is の後ろには、いろいろな形容詞が入ります。

難易度を表す

It is easy to …(〜するのは簡単だ)、It is difficult to …(〜するのは難しい)、It is hard to …(〜するのは大変だ)

重要性を表す

It is important to …(〜することは大切だ)、It is necessary to …(〜することは必要だ)

感情を表す

It is fun to …(〜するのは楽しい)、It is exciting to …(〜するのはわくわくする)、It is boring to …(〜するのは退屈だ)

可能性を表す

It is possible to …(〜することは可能だ)、It is impossible to …(〜することは不可能だ)

例文

It is easy to make mistakes.
間違いを犯すのは簡単だ。(=誰でも間違える)
It is dangerous to swim in this river.
この川で泳ぐのは危険です。
It is nice to meet you.
お会いできてうれしいです。

It is nice to meet you. は初対面のあいさつでよく使う定番表現です。

for + 人 を入れる

「誰にとって」を明確にしたいときは、for + 人 を入れます。

It is difficult to understand this book.
この本を理解するのは難しい。
It is difficult for me to understand this book.
私にとってこの本を理解するのは難しい。

for me(私にとって)、for you(あなたにとって)、for children(子どもにとって)などを入れることで、誰にとっての話か明確になります。

for + 人 の位置

It is + 形容詞 + for + 人 + to + 動詞 の語順になります。It is hard for him to wake up early.(彼にとって早起きは大変だ)

of + 人 を使う場合

人の性格を表す形容詞のときは、for ではなく of を使います。

It is kind of you to help me.
手伝ってくれるなんて親切ですね。
It is careless of him to forget his homework.
宿題を忘れるなんて彼は不注意だ。

kind(親切な)、nice(優しい)、careless(不注意な)、foolish(愚かな)など、人の性質を表す形容詞では of を使います。

形容詞のタイプ使う前置詞
難易度・重要性などforIt is difficult for me to ...
人の性格ofIt is kind of you to ...

練習問題

「彼女にとって英語を話すことは簡単だ」を英語にすると?

  • It is easy of her to speak English.
  • It is easy for her to speak English.
  • It is easy to her to speak English.
  • To speak English is easy for her.
__RESULT__

「誰にとって」は for + 人 で表します。easy は難易度を表すので for を使います。

まとめ

It is … to 〜 は英語でとてもよく使う構文です。

It is + 形容詞 + to + 動詞 = 「〜することは...だ」
「誰にとって」→ for + 人 を入れる
人の性格を表す形容詞 → of + 人 を使う

この形を使いこなせると、英語らしい表現ができるようになります。