can と be able to の違い|中学英語

can と be able to はどちらも「〜できる」という意味ですが、使える場面が違います。特に be able to しか使えないケースを知っておくと便利です。

基本の意味

can

「〜できる」を表す助動詞。シンプルで日常会話でよく使います。

be able to

「〜することができる」を表す表現。can が使えない場面で活躍します。

普段の会話では can を使うことが多いです。でも、文法上 can が使えない場面があります。

can が使えない場面

助動詞は2つ並べられないというルールがあります。そのため、will, may, must などの後ろには can を置けません。

I will can swim next year.
来年には泳げるようになります。(誤)
I will be able to swim next year.
来年には泳げるようになります。(正)

will can とは言えないので、be able to を使います。

助動詞 + be able to の例

will be able to(〜できるようになるだろう)、may be able to(〜できるかもしれない)、must be able to(〜できるに違いない)

現在完了形と一緒に使う

have/has の後ろにも can は置けません。

I have can finished the work.
その仕事を終えることができました。(誤)
I have been able to finish the work.
その仕事を終えることができました。(正)

現在完了形で「〜できた」と言いたいときは、have been able to を使います。

to 不定詞の後ろで使う

to の後ろには動詞の原形が来ますが、can は助動詞なので置けません。

I want to can speak English.
英語を話せるようになりたい。(誤)
I want to be able to speak English.
英語を話せるようになりたい。(正)

「〜できるようになりたい」は want to be able to で表します。

過去形の違い

can の過去形は could、be able to の過去形は was/were able to です。

表現意味ニュアンス
could〜できた能力があった(一般的)
was able to〜できた実際にやり遂げた(具体的)
I could swim when I was five.
5歳のとき泳げました。(能力)
I was able to swim across the river.
その川を泳いで渡ることができました。(実際にやった)

could は「泳ぐ能力があった」、was able to は「実際に泳ぎ切った」というニュアンスの違いがあります。ただし、日常会話ではあまり厳密に使い分けないこともあります。

否定形の違い

否定形では could と was able to の違いはほとんどありません。

I couldn't open the door.
ドアを開けられませんでした。
I wasn't able to open the door.
ドアを開けられませんでした。

どちらも同じ意味で使えます。

いつ be able to を使う?

be able to を使う場面

will, may などの助動詞の後。have/has の後(現在完了形)。to の後(不定詞)。「実際にやり遂げた」ことを強調したいとき。

can を使う場面

それ以外の普通の場面。日常会話では can が自然。

まとめ

can と be able to は基本的に同じ意味ですが、文法上の制限があります。

助動詞の後 → be able to(will be able to など)
現在完了形 → have been able to
to 不定詞の後 → to be able to
普段の会話 → can でOK

「can が使えない場面では be able to」と覚えておきましょう。