LaTeX の \overline と \underline

数式に線を引きたいとき、\overline で上線、\underline で下線を付けられます。

\overline の基本

\overline は式の上に線を引きます。

\overline{AB}

幾何学で線分を表すときによく使います。

\underline の基本

\underline は式の下に線を引きます。

\underline{x + y}

強調や、特定の項を示すときに使えます。

複素共役の表記

複素数の共役を表すのに \overline がよく使われます。

\overline{z} = \overline{a + bi} = a - bi

平均値の表記

統計では平均値を表すのに \overline を使うことがあります。

\overline{x} = \frac{1}{n} \sum_{i=1}^{n} x_i

ただし、平均値には \bar{x} を使うことも多いです(アクセント記事で解説)。

入れ子にする

\overline は入れ子にできます。

\overline{\overline{A}} = A

二重否定や、複素共役を2回取ると元に戻ることを示すときに使います。

\bar との違い

\overline

のように複数文字全体を覆う線

\bar

のように1文字ずつに短い線

複数文字をまとめて覆いたい場合は \overline、1文字のアクセントとして使いたい場合は \bar と使い分けます。