LaTeX の \xleftarrow と \xrightarrow
\xleftarrow と \xrightarrow は、伸縮する矢印の上下にラベルを付けられるコマンドです。写像や反応式で条件を示すときに便利です。
基本的な使い方
\xrightarrow{} で右向きの矢印、\xleftarrow{} で左向きの矢印を作ります。
A \xrightarrow{} B
上にラベルを付ける
引数にテキストを入れると、矢印の上にラベルが付きます。
A \xrightarrow{f} B
写像fでAからBへ移ることを表しています。
下にもラベルを付ける
オプション引数(角括弧)を使うと、矢印の下にもラベルを付けられます。
A \xrightarrow[g]{f} B
上がf、下がgです。
矢印の長さ
ラベルの長さに応じて矢印が自動的に伸びます。
A \xrightarrow{\text{長いラベル}} B
化学反応式での例
反応条件を矢印の上下に書く例です。
\text{H}_2 + \text{O}_2 \xrightarrow[\text{触媒}]{\text{加熱}} \text{H}_2\text{O}
極限の表記
数学では極限を示すときにも使えます。
f(x) \xrightarrow{x \to \infty} 0
xが無限大に近づくとき、f(x)が0に近づくことを表しています。
\to との違い
\to
のように固定長の矢印、ラベルは付けられない
\xrightarrow
のように伸縮する矢印、上下にラベル可
条件や写像名を明示したいときは \xrightarrow を使うと情報量が増えて読みやすくなります。