金属元素
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銀（Ag）は原子番号47、11族5周期の遷移元素。熱伝導性と電気伝導性は金属で最も高く、非常に酸化されにくい。
カドミウムは原子番号48、5周期12族の典型金属。銀白色でやわらかい。酸化数は0と+2をとる。
マグネシウム（Mg）は2族元素でアルカリ土類金属ではない。カルシウムのように常温で水と反応しないが、高温の水と反応する。硫酸マグネシウム、塩化マグネシウムは水に溶けるが、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムは水に溶けない。
鉄（Fe）の性質と鉄イオンの沈殿反応まとめ。鉄は原子番号26、8族4周期の元素…スチールウールは中学理科の実験でよく出る。スチールウールは、鉄を繊維のように細かくしたもので、簡単に燃える。このときの反応は鉄の酸化反応であり
スズ（Sn）は原子番号50、14族5周期の元素。同族に炭素、ケイ素、鉛がある。スズは両性元素で酸とも塩基とも反応する。配位子を水酸化物イオン、配位数を4とする錯イオンをつくる。
鉛は原子番号82、14族6周期の両性元素であり、酸とも塩基とも反応する。
マンガン（Mn）は原子番号25、7族4周期の元素で、+7から0までさまざまな酸化数をとる。酸化マンガンは過酸化水素水の分解の触媒として使われる。
錯イオンとは、金属イオンに分子またはイオンが配位結合したイオンのこと。
銅（Cu）は原子番号29、11族4周期に属する。11族は銅に始まり、銀、金と続く。単体の純銅は赤っぽい色で、比較的やわらかい。熱伝導性、電気伝導性に優れる。
水酸化ナトリウムは常温で白い固体、潮解性を持つ物質である。水酸化ナトリウムの固体を常温空気中に放置すると、しだいに溶けて液状化する。これを潮解という。
クロム（Cr）は原子番号24、6族4周期に属する遷移元素で、銀白色の固体金属。クロムは鉄とニッケルと合わせてステンレス鋼という合金をつくる。
無機化学の記事一覧。周期表と元素の分類、無機化学の勉強法もあわせて解説しています。
アルカリ金属（1族）とアルカリ土類金属（2族）の共通点と違い。アルカリ金属の炭酸塩と硫酸塩は水によく溶けるが、アルカリ土類金属の炭酸塩と硫酸塩は水にほとんど溶けない。
