二次方程式と解の公式|LaTeX
二次方程式は代数学の基本であり、解の公式は中学・高校数学から大学まで幅広く使われます。ここでは二次方程式に関する公式の LaTeX 記法をまとめます。
二次方程式の一般形
二次方程式は次の形で表されます。
ax^2 + bx + c = 0 \quad (a \neq 0)
解の公式
二次方程式の解は次の公式で求められます。
x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
は二つの解を同時に表しています。個別に書くと次のようになります。
x_1 = \frac{-b + \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}, \quad x_2 = \frac{-b - \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
判別式
解の性質を判定する判別式 は次のように定義されます。
D = b^2 - 4ac
判別式の符号と解の関係は次のとおりです。
\begin{cases}
D > 0 & \text{異なる 2 つの実数解} \\
D = 0 & \text{重解(1 つの実数解)} \\
D < 0 & \text{異なる 2 つの虚数解}
\end{cases}
解と係数の関係
二つの解 , と係数の間には次の関係が成り立ちます。これはヴィエトの公式とも呼ばれます。
\alpha + \beta = -\frac{b}{a}\alpha \beta = \frac{c}{a}
これを使うと、解を求めずに解の和や積を計算できます。
因数分解形
二次方程式は解を用いて因数分解できます。
ax^2 + bx + c = a(x - \alpha)(x - \beta)
重解の場合は次のようになります。
ax^2 + bx + c = a(x - \alpha)^2
平方完成
二次式を標準形に変形する平方完成は次のように書きます。
ax^2 + bx + c = a\left(x + \frac{b}{2a}\right)^2 - \frac{b^2 - 4ac}{4a}
頂点形式では次のようになります。
y = a(x - p)^2 + q
ここで頂点は です。
二次関数のグラフ
二次関数 の軸と頂点は次のとおりです。
\text{軸}: x = -\frac{b}{2a}\text{頂点}: \left(-\frac{b}{2a},\, -\frac{D}{4a}\right)
虚数解の場合
のとき、解は複素数になります。
x = \frac{-b \pm i\sqrt{|D|}}{2a} = \frac{-b \pm i\sqrt{4ac - b^2}}{2a}
このとき二つの解は互いに共役な複素数です。
x_1 = \overline{x_2}
三次方程式の解の公式
三次方程式 の解はカルダノの公式で与えられます。
x = \sqrt[3]{-\frac{q}{2} + \sqrt{\frac{q^2}{4} + \frac{p^3}{27}}} + \sqrt[3]{-\frac{q}{2} - \sqrt{\frac{q^2}{4} + \frac{p^3}{27}}}
四次方程式
四次方程式はフェラーリの方法で解けますが、五次以上の方程式には一般的な解の公式が存在しないことがアーベルにより証明されています。
ax^4 + bx^3 + cx^2 + dx + e = 0
二次不等式
二次不等式の解は二次方程式の解を用いて区間で表されます。
ax^2 + bx + c > 0 \quad (a > 0,\, D > 0) \Rightarrow x < \alpha \text{ または } x > \beta
ax^2 + bx + c < 0 \quad (a > 0,\, D > 0) \Rightarrow \alpha < x < \beta