so that を使った文|中学英語

so that は「〜するために」「〜するように」という目的を表す接続詞の組み合わせです。ある行動の理由や目的を相手にはっきり伝えたいときに使います。

基本の形

so that のあとには主語+動詞がつづきます。「(主語が)〜できるように」という目的を表すため、that 節のなかには can や will などの助動詞がよく使われます。

I studied hard so that I could pass the exam.
試験に受かるように、一生懸命勉強した。
She spoke slowly so that everyone could understand.
みんなが理解できるように、彼女はゆっくり話した。

1 つ目の文では「試験に受かる」という目的のために「一生懸命勉強した」という構造になっています。2 つ目の文では「みんなが理解できる」ことを目的として「ゆっくり話した」という関係です。

so that 節のなかに can / could / will / would といった助動詞が入ることで、「〜できるように」「〜するように」という意味が自然に表されます。

so that と so の違い

so だけでも「だから」「それで」という意味で文をつなげられますが、so that とは役割がちがいます。

so(結果)

前の内容の結果を述べる。「〜だから…した」という因果関係を表す。

so that(目的)

これからする行動の目的を述べる。「…するために〜した」という意図を表す。

次の 2 文を比べてみましょう。

I was tired, so I went to bed early.
疲れていたので、早く寝た。
I went to bed early so that I could wake up at six.
6 時に起きられるように、早く寝た。

so の文は「疲れていた」という原因があって「早く寝た」という結果がつづいています。一方、so that の文は「6 時に起きる」という目的のために「早く寝た」と述べています。原因→結果なのか、行動→目的なのかが大きなちがいです。

that の省略

会話や日常的な文章では that が省略されることがよくあります。

I left early so I could catch the train.
電車に間に合うように、早く出発した。
He saved money so he could buy a new bike.
新しい自転車を買えるように、彼はお金を貯めた。

that がなくても so のあとに主語+助動詞+動詞がつづいていれば、目的を表す so that だと判断できます。ただし、that を省略すると結果の so と見分けにくくなる場合もあるため、文脈をよく読むことが大切です。

目的の so (that) の見分け方

so のあとに can / could / will / would などの助動詞があれば、目的の意味である可能性が高いといえます。

結果の so の見分け方

so の前にカンマがあり、助動詞なしで事実を述べている場合は結果の意味であることが多いでしょう。

in order that との関係

so that と同じ意味を表す表現として in order that があります。

He raised his hand in order that the teacher could see him.
先生に見えるように、彼は手を挙げた。

in order that はかたい書き言葉で使われることが多く、日常会話ではほとんど出てきません。中学英語では so that を使えれば十分ですが、長文のなかで見かけたときに「so that と同じ意味だ」とわかっていれば読み進められます。

to 不定詞との書きかえ

目的を表す so that の文は、to 不定詞を使って書きかえられることがあります。ただし書きかえには条件があります。

I got up early so that I could catch the bus.
バスに間に合うように早く起きた。
I got up early to catch the bus.
バスに間に合うように早く起きた。

この書きかえができるのは、主節と that 節の主語が同じ場合に限られます。

上の例では主節の主語も that 節の主語も I なので、to 不定詞で書きかえが可能です。しかし She spoke slowly so that everyone could understand. のように主語がちがう場合は、to 不定詞ではうまく書きかえられません。

to 不定詞は文の主語が動作の主体になるため、別の人を主語にする目的は表現できない。

テストでは「次の文を to 不定詞で書きかえなさい」という問題が出ることがあります。そのときは主語が一致しているかどうかを必ず確認しましょう。

次の文を to 不定詞で書きかえられるものはどれですか?

  • She closed the window so that the baby could sleep.
  • He practiced every day so that he could win the game.
  • I spoke loudly so that my grandmother could hear me.
__RESULT__

主節の主語と that 節の主語が同じ(どちらも he)なので、He practiced every day to win the game. と書きかえられます。他の 2 つは主語がちがうため書きかえられません。

so that は目的をはっきり伝えられる便利な表現です。結果の so との区別、that の省略パターン、to 不定詞との書きかえ条件の 3 つをおさえておけば、中学英語の問題にも自信をもって取り組めるでしょう。