as を使った文(時・理由)|中学英語
as は中学英語のなかでも多くの意味をもつ接続詞のひとつです。ここでは「〜するとき」と「〜なので」の 2 つの使い方にしぼって解説します。
as が「〜するとき」を表す場合
as は when と似た意味で「〜するとき」「〜しながら」を表すことがあります。ただし when との違いがあり、as は 2 つの出来事が同時に進行しているニュアンスを強くもちます。
ある時点で何かが起きたことを示す。同時進行のニュアンスは薄い。
2 つの動作が同時に進んでいることを強調する。「〜しているあいだに」に近い。
たとえば次の文を見てみましょう。
1 つ目の文では、歩いている最中に虹を見たという同時進行が表現されています。2 つ目の文では「太陽が沈む」と「空が赤くなる」が並行して進む変化を示しており、「〜するにつれて」という訳がぴったりきます。
when を使っても文法的には正しいですが、as を使うと「まさにそのとき同時に」という感覚がより強く伝わります。
as が「〜なので」を表す場合
as には because と同じように理由を表す使い方もあります。
理由を表す as は because よりも軽い響きをもちます。because が「なぜなら〜だからだ」とはっきり理由を述べるのに対して、as は「〜なので」と軽く添えるような感覚で使われることが多いでしょう。
理由をはっきり伝えたいときに使う。文の後半に置かれることも多い。
すでに聞き手も知っているような理由を軽く述べるときに使う。文頭に置かれやすい。
時と理由の見分け方
as が「〜するとき」なのか「〜なので」なのかは、文脈で判断します。
2 つの出来事が同時に起きている場面なら「〜するとき」の意味になります。As I opened the door, the cat ran out. のように、ドアを開ける動作と猫が飛び出す動作が同時に起きています。
前半が原因、後半が結果になっていれば「〜なので」の意味です。As it was cold, I wore a jacket. のように、寒いことが上着を着る理由になっています。
慣れないうちは迷うこともありますが、「同時に起きている話か、理由を述べている話か」を意識すれば区別できるようになります。
語順とカンマのルール
as を使った文でも、他の従位接続詞と同じ語順ルールが適用されます。
as 節を文頭に置くときはカンマが必要ですが、文の後半に置くときはカンマを省略するのがふつうです。この点は when や because と同じルールになっています。
次の文の as はどの意味で使われていますか? As the train left the station, I waved goodbye.
- 〜なので(理由)
- 〜するとき(時)
- 〜のように(様態)
as は文脈によって意味が変わるため、最初はとまどうかもしれません。しかし、ここで紹介した「時」と「理由」の 2 つをおさえておけば、中学英語の範囲では十分に対応できます。英文を読むときには「同時進行か、理由か」をつねに意識してみてください。
電車が出発する動作と手を振る動作が同時に起きているので、「〜するとき」の意味です。