相関接続詞(both...and, either...or, neither...nor)|中学英語

接続詞のなかには、2 つの語をセットで使って意味を表すものがあります。これを相関接続詞(correlative conjunctions)と呼びます。中学英語では both…and、either…or、neither…nor の 3 つをおさえておきましょう。

both…and(〜も…も両方)

both A and B は「A も B も両方」という意味を表します。2 つのものをまとめて肯定するときに使う表現です。

Both Tom and Lisa like soccer.
トムもリサもサッカーが好きだ。
She speaks both English and French.
彼女は英語もフランス語も話す。

both…and でつないだ主語は複数扱いになります。1 つ目の例文で動詞が likes ではなく like になっている点に注目してください。「2 人とも」という意味なので、複数として扱うのは自然なことです。

either…or(〜か…のどちらか)

either A or B は「A か B のどちらか一方」を表します。2 つの選択肢を示すときに使います。

Either you or I have to go.
あなたか私のどちらかが行かなければならない。
You can have either tea or coffee.
紅茶かコーヒーのどちらかを選べます。

either…or が主語にくる場合、動詞は or のあとの語(B に近いほう)に合わせるのが原則です。1 つ目の例文では or のあとが I なので have になっています。

neither…nor(〜も…もどちらも〜ない)

neither A nor B は「A も B もどちらも〜ない」という意味で、both…and の反対にあたる表現です。

Neither Ken nor Yuki was absent.
ケンもユキも欠席していなかった。
I like neither horror movies nor sad movies.
ホラー映画も悲しい映画もどちらも好きではない。

neither…nor は文全体が否定の意味をもつため、動詞に not をつける必要はありません。neither 自体に「〜でない」の意味がふくまれているからです。

また、neither…nor が主語にくる場合も、either…or と同じく nor のあとの語に動詞を合わせます。

1 つ目の例文で nor のあとが Yuki(三人称単数)なので was が使われている。

3 つの相関接続詞の比較

ここまでの 3 つを整理してみましょう。

接続詞意味
both...and両方ともBoth A and B are...
either...orどちらか一方Either A or B is...
neither...norどちらも〜ないNeither A nor B is...

both…and は「2 つとも○」、either…or は「どちらか 1 つ」、neither…nor は「2 つとも×」と覚えるとわかりやすいでしょう。

both...and

2 つをまとめて肯定する。主語に使うと複数扱いになる。

neither...nor

2 つをまとめて否定する。動詞に not は不要。nor のあとの語に動詞を合わせる。

つなげるものをそろえる

相関接続詞を使うときに大切なのは、A と B に同じ種類の語句を入れることです。これを並列構造(parallel structure)と呼びます。

正しい並列

Both singing and dancing are fun. のように、動名詞どうしをつないでいます。She is either kind or brave. のように、形容詞どうしをつないでいます。

まちがいやすい並列

I like both to swim and running. のように、to 不定詞と動名詞を混ぜるのは不自然です。I like both swimming and running. か I like both to swim and to run. のようにそろえましょう。

A と B の品詞や形をそろえることで、文の意味が明確になり、読みやすくなります。

次の空所に入る組み合わせとして正しいものはどれですか? ___ my brother ___ my sister likes math.

  • Both...or
  • Either...and
  • Neither...nor
  • Both...nor
__RESULT__

neither…nor で「兄も姉もどちらも数学が好きではない」という意味になります。both は and と、either は or とセットで使うのがルールです。

相関接続詞は組み合わせを正しく覚えることが第一歩です。both…and、either…or、neither…nor の 3 つのペアをしっかり身につけて、A と B に同じ形の語句を入れるよう意識してみてください。