相関接続詞(both...and, either...or, neither...nor)|中学英語
接続詞のなかには、2 つの語をセットで使って意味を表すものがあります。これを相関接続詞(correlative conjunctions)と呼びます。中学英語では both…and、either…or、neither…nor の 3 つをおさえておきましょう。
both…and(〜も…も両方)
both A and B は「A も B も両方」という意味を表します。2 つのものをまとめて肯定するときに使う表現です。
both…and でつないだ主語は複数扱いになります。1 つ目の例文で動詞が likes ではなく like になっている点に注目してください。「2 人とも」という意味なので、複数として扱うのは自然なことです。
either…or(〜か…のどちらか)
either A or B は「A か B のどちらか一方」を表します。2 つの選択肢を示すときに使います。
either…or が主語にくる場合、動詞は or のあとの語(B に近いほう)に合わせるのが原則です。1 つ目の例文では or のあとが I なので have になっています。
neither…nor(〜も…もどちらも〜ない)
neither A nor B は「A も B もどちらも〜ない」という意味で、both…and の反対にあたる表現です。
neither…nor は文全体が否定の意味をもつため、動詞に not をつける必要はありません。neither 自体に「〜でない」の意味がふくまれているからです。
また、neither…nor が主語にくる場合も、either…or と同じく nor のあとの語に動詞を合わせます。
1 つ目の例文で nor のあとが Yuki(三人称単数)なので was が使われている。
3 つの相関接続詞の比較
ここまでの 3 つを整理してみましょう。
| 接続詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| both...and | 両方とも | Both A and B are... |
| either...or | どちらか一方 | Either A or B is... |
| neither...nor | どちらも〜ない | Neither A nor B is... |
both…and は「2 つとも○」、either…or は「どちらか 1 つ」、neither…nor は「2 つとも×」と覚えるとわかりやすいでしょう。
2 つをまとめて肯定する。主語に使うと複数扱いになる。
2 つをまとめて否定する。動詞に not は不要。nor のあとの語に動詞を合わせる。
つなげるものをそろえる
相関接続詞を使うときに大切なのは、A と B に同じ種類の語句を入れることです。これを並列構造(parallel structure)と呼びます。
Both singing and dancing are fun. のように、動名詞どうしをつないでいます。She is either kind or brave. のように、形容詞どうしをつないでいます。
I like both to swim and running. のように、to 不定詞と動名詞を混ぜるのは不自然です。I like both swimming and running. か I like both to swim and to run. のようにそろえましょう。
A と B の品詞や形をそろえることで、文の意味が明確になり、読みやすくなります。
次の空所に入る組み合わせとして正しいものはどれですか? ___ my brother ___ my sister likes math.
- Both...or
- Either...and
- Neither...nor
- Both...nor
相関接続詞は組み合わせを正しく覚えることが第一歩です。both…and、either…or、neither…nor の 3 つのペアをしっかり身につけて、A と B に同じ形の語句を入れるよう意識してみてください。
neither…nor で「兄も姉もどちらも数学が好きではない」という意味になります。both は and と、either は or とセットで使うのがルールです。