not only...but also を使った文|中学英語
not only A but also B は「A だけでなく B も」という意味の相関接続詞です。相手の予想を超える情報を付け加えたいときに使われ、both…and よりも強調のニュアンスをもちます。
基本の形
not only A but also B で「A だけでなく B も」を表します。A の情報だけでは足りず、さらに B もあるのだと伝えたいときに使う表現です。
1 つ目の例では形容詞どうし、2 つ目の例では動詞どうしをつないでいます。相関接続詞のルールとして、A と B には同じ種類の語句を入れる点に注意してください。
both…and との違い
both…and も「A も B も」という意味ですが、not only…but also にはニュアンスの違いがあります。
A と B を対等にならべる。「どちらも」というフラットな印象を与える。
A はもちろんのこと B までも、という驚きや強調をふくむ。B のほうに重点が置かれる。
たとえば次の 2 文を比べてみましょう。
both…and のほうは 2 人が受かったという事実を淡々と述べています。一方、not only…but also のほうは「トムが受かったのは当然として、ケンまで受かった」という驚きや強調が感じられます。
主語に使うときの動詞の形
not only A but also B が主語になった場合、動詞は B に合わせます。これは either…or や neither…nor と同じルールです。
1 つ目の文では B にあたる the teacher が単数なので was を使っています。2 つ目の文では B の my parents が複数なので were になっています。
この「B に合わせる」ルールは近接の原則と呼ばれ、動詞に近いほうの主語に一致させるという考え方にもとづいています。
either…or、neither…nor でも同じ原則が適用される。
also の省略
会話やくだけた文章では also が省略されることがあります。
also がなくても意味は変わりません。テストでは not only…but also をフルで書くのが安全ですが、英文を読むときには also が省略されたパターンにも出会うことを知っておくとよいでしょう。
文頭に置く倒置の形
not only を文頭に置くと、そのあとの語順が疑問文と同じ形(倒置)になります。これはやや発展的な内容ですが、見かけたときにとまどわないよう紹介しておきます。
Not only を文頭に出すと、そのあとに does / did / is などの助動詞が主語の前にきます。疑問文の語順と同じ形です。
倒置が起きるのは not only のあとだけで、but 以降は主語+動詞のふつうの語順にもどります。
この倒置の形は強調したいときに使われる書き言葉的な表現です。中学の段階では、ふつうの語順で書ければ十分ですが、長文読解で出てきたときに「not only の倒置だ」と気づけると読み進めやすくなります。
次の文の空所に入る語として正しいものはどれですか? Not only Lisa but also her brothers ___ coming to the party.
- is
- are
- has
- does
not only…but also は、情報を付け加えながら相手の注意を引きたいときに便利な表現です。「A だけじゃなく B も」という驚きの気持ちをのせたいときに、ぜひ使ってみてください。
not only A but also B が主語のとき、動詞は B(her brothers)に合わせます。her brothers は複数なので are が正解です。