接続詞と時制のルール|中学英語
接続詞を使った文では、時制の扱いに注意が必要です。とくに「未来のことでも現在形を使う」というルールは、中学英語のテストで頻出するポイントになります。
時・条件の副詞節では未来のことでも現在形
英語には「時や条件を表す副詞節のなかでは、未来のことであっても will を使わず現在形で書く」というルールがあります。これは中学英語でもっとも間違えやすい文法事項のひとつです。
どちらの文も未来の話をしていますが、when 節や if 節のなかでは comes、rains と現在形が使われています。一方、主節のほうには will がきちんと入っています。
未来のことでも現在形を使う。will は入れない。
ふつうに will を使って未来を表す。
なぜ現在形を使うのか
理由はシンプルで、when や if の節はあくまで「条件」や「時の設定」を述べているだけだからです。まだ起きていないことを「起きたとしたら」と仮定して述べる部分なので、will で予測する必要がありません。実際に未来の行動を述べるのは主節のほうであり、そこに will が置かれるわけです。
日本語では「雨が降ったら」も「雨が降るだろうなら」も未来の話に変わりありませんが、英語では副詞節と主節で時制を使い分ける点が大きなちがいです。
対象となる接続詞
このルールが適用される代表的な接続詞をおさえておきましょう。
when、before、after、until、as soon as、while など。これらが導く副詞節では未来のことを現在形で表します。
if がもっとも代表的です。「もし〜なら」という条件を述べる節では will を使いません。
いずれも副詞節のなかは現在形、主節は will や want といった形になっています。
このルールが適用されない場合
すべての接続詞にこのルールが当てはまるわけではありません。名詞節をつくる that や、理由を表す because の節では、未来のことには will を使ってかまいません。
when, if, before, after, until など → 未来でも現在形
that, because など → 未来のことには will を使える
think that のあとは「〜だろう」という予測を述べる名詞節なので、will が自然に入ります。because 節も理由を説明しているだけで、時や条件の設定ではないため will を使えます。
現在形と現在進行形
副詞節のなかでは現在進行形を使うこともできます。動作が進行中であることを強調したい場合に使います。
ここでも will ではなく現在進行形(is raining, are sleeping)を使っている点がポイントです。副詞節のなかでは「現在形の仲間」として現在進行形も使えると覚えておくとよいでしょう。
よくある間違いパターン
テストや英作文でよく見られる間違いを確認しておきます。
日本語の「雨が降るだろうなら」につられて if 節に will を入れてしまうのがもっとも多い間違いです。時・条件の副詞節には will を入れないと覚えておきましょう。
when, if, before, after, until, as soon as などが導く節が対象。
次の文の空所に入るものとして正しいのはどれですか? I will go shopping when the rain ___.
- will stop
- stops
- will stops
- is going to stop
接続詞と時制のルールは「副詞節かどうか」を見きわめることがカギになります。when、if、before、after、until などの副詞節では現在形、that や because の節では will も使える。この区別をしっかり身につけておけば、時制の問題で迷うことは大きく減るはずです。
when が導く副詞節では未来のことでも現在形を使います。主語が the rain(三人称単数)なので stops が正解です。