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緩衝液(酢酸と酢酸ナトリウムの混合液)

弱酸とその塩を混ぜると緩衝液という特殊な水溶液になります。高校化学でよく出てくるのは酢酸と酢酸ナトリウムの混合液です。

酢酸は弱酸であり、酢酸イオンと水素イオンに分離するのはわずかです。一方、酢酸ナトリウムはナトリウムイオンがあるので、ほぼすべて分離して、酢酸ナトリウムと同量の酢酸イオンとナトリウムイオンができます。

酸を加える

この緩衝液に塩酸を加えるとどうなるでしょうか? 塩酸、つまり水素イオンが加わり、加わった分だけ酢酸イオンが酢酸になります。普通の水に塩酸を加えたら、その分だけ水素イオンが増えますよね。その分だけpHが下がるわけです。

しかし緩衝液では、塩酸を加えても酢酸イオンが酢酸になるだけで、水素イオンはほとんど変化しません。

一方、水酸化ナトリウムを加えたら、その水酸化物イオンは酢酸分子と反応して酢酸イオンと水になります。つまり水酸化物イオンはほとんど増えず、酢酸分子を酢酸イオンになるだけです。pHもほとんど上がりません。

弱酸とその塩を混ぜると緩衝液という特殊な水溶液になります。高校化学でよく出てくるのは酢酸と酢酸ナトリウムの混合液です。 緩衝液では、塩酸を加えても酢酸イオンが酢酸になるだけで、水素イオンはほとんど変化しません。 一方、水酸化ナトリウムを加えたら、その水酸化物イオンは酢酸分子と反応して酢酸イオンと水になります。つまり水酸化物イオンはほとんど増えず、酢酸分子を酢酸イオンになるだけです。