置き換えを使った展開【中学数学】
複雑な式でも、一部を別の文字に置き換えることで公式が使えるようになります。この「置き換え」のテクニックを身につけると、応用問題に強くなります。
置き換えの基本
のような式を考えます。このままでは公式が使えませんが、 と置き換えると となり、和の平方公式が使えます。
最後に を に戻すと、 です。 なので、さらに展開すると になります。
置き換え前
置き換え後
()
和と差の積への応用
を展開してみましょう。 と置くと、 となり、和と差の積の形になります。
を展開すると、最終的に です。
共通部分を見つける
のような式は、組み合わせを工夫します。 と を計算すると、 が共通です。
と置くと、 となります。あとは を戻して展開します。
ポイント 1
複雑な式の中に「同じ形」を見つける
ポイント 2
同じ形を 1 つの文字に置き換えて公式を適用
ポイント 3
最後に元の式に戻して整理
置き換えを使う問題の見分け方
式の一部が繰り返し現れているとき、置き換えが有効です。 が複数回出てくるなら、それを と置くことを考えましょう。
を展開した結果は?
__RESULT__
x−y=M と置くと (M+5)(M−5)=M2−25。M2=(x−y)2=x2−2xy+y2 です。