置き換えを使った展開【中学数学】

複雑な式でも、一部を別の文字に置き換えることで公式が使えるようになります。この「置き換え」のテクニックを身につけると、応用問題に強くなります。

置き換えの基本

のような式を考えます。このままでは公式が使えませんが、 と置き換えると となり、和の平方公式が使えます。

最後に に戻すと、 です。 なので、さらに展開すると になります。

置き換え前

置き換え後

和と差の積への応用

を展開してみましょう。 と置くと、 となり、和と差の積の形になります。

を展開すると、最終的に です。

共通部分を見つける

のような式は、組み合わせを工夫します。 を計算すると、 が共通です。

と置くと、 となります。あとは を戻して展開します。

ポイント 1

複雑な式の中に「同じ形」を見つける

ポイント 2

同じ形を 1 つの文字に置き換えて公式を適用

ポイント 3

最後に元の式に戻して整理

置き換えを使う問題の見分け方

式の一部が繰り返し現れているとき、置き換えが有効です。 が複数回出てくるなら、それを と置くことを考えましょう。

を展開した結果は?

__RESULT__

と置くと です。