LaTeX で二項係数(binom)を書く方法

組み合わせの数を表す二項係数を LaTeX で書く方法を解説します。

基本の書き方

二項係数は \binom コマンドで書きます。

\binom{n}{k}

これは「n 個から k 個を選ぶ組み合わせの数」を表し、 とも書かれます。

具体例

パスカルの三角形の各要素は二項係数です。

二項定理では次のように使います。

サイズの調整

インライン数式では と小さく表示されます。大きさを調整したい場合は \dbinom(ディスプレイサイズ)や \tbinom(テキストサイズ)を使います。

dbinom

— 常に大きいサイズ

tbinom

— 常に小さいサイズ

別の記法

二項係数にはいくつかの記法があります。

記法LaTeX出力
縦並び\binom{n}{k}
C 記法C_n^k
下付き{}_nC_k

を出力するには {}_nC_k と書きます。波括弧で空グループを作ることで位置を調整しています。

一般化二項係数

が負の数や実数の場合も二項係数を定義できます。

これは一般化二項定理で使われます。

多項係数

3つ以上のものを分ける場合は多項係数を使います。LaTeX では分数で直接書くか、括弧で囲んで縦に並べます。

\binom{n}{k_1, k_2, k_3}

amsmath パッケージを使っていれば、このように書けます。