LaTeX の総和記号と総乗記号(Σ と Π)

数列の和や積を表す総和記号 と総乗記号 を LaTeX で書く方法を紹介します。

総和記号(Σ)

総和には \sum コマンドを使います。下限を下付き、上限を上付きで指定します。

\sum_{i=1}^{n} a_i

ディスプレイ数式では上限・下限が上下に配置され、インライン数式では のように横に並びます。

総乗記号(Π)

総乗には \prod コマンドを使います。書き方は \sum とまったく同じです。

\prod_{i=1}^{n} a_i

階乗は総乗で と表現できます。

上限・下限の省略

上限や下限を省略することもできます。無限級数では上限を省略して書くことが多いです。

また、条件だけを書く場合もあります。

\sum_{p \text{ prime}} \frac{1}{p}

\text{} を使うと数式中に通常のテキストを挿入できます。

二重和・多重和

二重の総和は \sum を2つ並べて書きます。

1つの記号で複数の添字を扱いたい場合は \substack を使います。

\sum_{\substack{1 \le i \le m \\ 1 \le j \le n}} a_{ij}

関連する記号

総和・総乗と似た形式で書ける記号がほかにもあります。

コマンド記号意味
\sum総和
\prod総乗
\coprod余積
コマンド記号意味
\bigcup和集合
\bigcap共通部分
\bigoplus直和

これらもすべて同じ書式で上限・下限を指定できます。