LaTeX で床関数と天井関数を書く(lfloor, lceil)
プログラミングや数学でよく使う床関数(floor)と天井関数(ceiling)を LaTeX で書く方法を紹介します。
床関数(floor)
床関数は、実数以下の最大の整数を返す関数です。記号は角括弧の下部分だけを使った形をしています。
\lfloor x \rfloor\lfloor が左括弧、\rfloor が右括弧です。
天井関数(ceiling)
天井関数は、実数以上の最小の整数を返す関数です。記号は角括弧の上部分だけを使った形です。
\lceil x \rceil\lceil が左括弧、\rceil が右括弧です。
コマンドまとめ
| 関数 | 左 | 右 | 意味 |
|---|---|---|---|
| floor | \lfloor | \rfloor | 切り捨て |
| ceiling | \lceil | \rceil | 切り上げ |
サイズの調整
分数を含む場合は、\left と \right でサイズを自動調整できます。
\left\lfloor \frac{n}{2} \right\rfloor手動で調整したい場合は \big 系コマンドも使えます。
ガウス記号との関係
ガウス記号 も床関数と同じ意味で使われることがあります。
ただし、現在は の記法が主流です。角括弧は他の意味(区間、配列など)と紛らわしいためです。
応用例
二分探索の中央インデックスを求める式です。
対数の整数部分を求める式です。
これは を2進数で表したときのビット数になります。
床関数と天井関数の関係
両者には次のような関係があります。
整数のときは床関数と天井関数が一致し、そうでないときは1だけ異なります。