2 次方程式の解と係数の関係
の解
について次の等式が成り立つ。
これを解と係数の関係という。
2 次方程式の解と係数の関係の証明
の解が
のとき
となるから
一次の係数と定数項を比較すると
となり
となる。
基本問題
次の 次方程式において、
つの解の和と積を求めなさい。
解答
和:
積:
和:
積:
和:
積:
練習問題
次方程式
の解を
とするとき、次の式の値を求めなさい。
解答
解と係数の関係から で
である。
まず
となる。また
となる。よって
\begin{align*} (\alpha + 1)(\beta + 1) &= \alpha\beta + \alpha + \beta + 1 \\ &= (-1) + 2 + 1 \\ &= 2 \end{align*}