具体例とベン図で理解するド・モルガンの法則|高校数学Ⅰ数と式(集合)

ド・モルガンの法則

の部分集合とする。

この2つをド・モルガンの法則という。

の部分集合であるとは に含まれるものがすべて にも含まれていること。

ド・モルガンの法則の例

とする( の部分集合となっていることに注意。 に含まれるものがすべて にも含まれている)。

このとき

となり、公式の が成り立っていることがわかる。また

となり、公式の が成り立っていることがわかる。

ド・モルガンの法則とベン図

とする。図で表すと

de-morgan-u

de-morgan-a

de-morgan-b

となる。

すると は以下のようになる。

de-morgan-a-or-b

de-morgan-a-not

de-morgan-nota-and-notb

の図がちょうど反転している。

これは の否定、つまり に一致することを意味する。

2つの条件の否定(ド・モルガンの法則の応用)

ド・モルガンの法則の応用として2つの条件の否定に関する法則がある。

条件の否定の法則

を条件とする。

: 「または」、 : 「かつ」

例えば より大きく、 より小さいとしよう。すると

 :  より大きく、かつ より小さい

 :  以下か、または 以上

 :  以下

 :  以上

 :  以下か、または 以上

となり、法則の が成り立っていることがわかる。