陰関数定理の計算問題

陰関数定理の計算問題を通じて、陰関数の微分と接線の求め方を身につける。

問題1:陰関数の1階微分

で定まる陰関数 について、 を求めよ。

解答1

両辺を で微分する。 の関数なので連鎖律を適用する。

では となる。

問題2:陰関数の2階微分

について、 を求めよ。

解答2

をもう一度 で微分する。

では となる。

問題3:接線の方程式

曲線 の点 における接線の方程式を求めよ。

解答3

まず点 が曲線上にあることを確認:

両辺を で微分する。

接線:、すなわち

問題4:3変数の陰関数

の関数として定まるとき、 を求めよ。

解答4

陰関数定理より

では , となる。

問題5:陰関数定理の適用条件

について、原点の近傍で と解けるか判定せよ。

解答5

であり、原点 となる。

陰関数定理の条件 を満たさないため、原点近傍で一意な陰関数は定まらない。

実際、 の解は の2本の直線であり、原点で交差する。原点近傍で の一価関数にならない。

問題6:媒介変数表示への応用

上の点で、接線が水平になる点を求めよ。

解答6

より

水平な接線は なので 、つまり

曲線に代入:

, より、点は