収束半径の計算問題

収束半径の計算問題を通じて、べき級数の収束域を判定する技術を身につける。

問題1:比判定法

の収束半径を求めよ。

解答1

として比判定法を適用する。

収束半径は 。すべての で収束する。これは のマクローリン級数である。

問題2:根判定法

の収束半径を求めよ。

解答2

として根判定法を適用する。

Stirling の公式 より

問題3:比判定法(標準形)

の収束半径を求めよ。

解答3

として

問題4:端点での収束

の収束半径と収束域を求めよ。

解答4

より

端点を調べる。

は調和級数で発散。

は交代級数で収束(Leibniz 判定法)。

収束域は を含み、 を含まない)。

これは のマクローリン級数である。

問題5:複雑な係数

の収束半径を求めよ。

解答5

として

分子の多項式の次数は収束半径に影響しない。指数関数的な が本質的である。

問題6:0でない中心

の収束域を求めよ。

解答6

とおくと

より

): と比較して収束。

): は絶対収束。

収束域は (両端点を含む)。