べき級数の計算問題

べき級数の計算問題を通じて、級数の操作と関数表現を身につける。

問題1:べき級数の和

の和を求めよ()。

解答1

等比級数 の両辺を で微分する。

両辺に を掛ける。

よって

問題2:べき級数の積分

の和を求めよ。

解答2

)の両辺を から まで積分する。

問題3:級数の具体値

を求めよ。

解答3

問題1より

を代入する。

問題4:べき級数の掛け算

のべき級数表示を求めよ()。

解答4

Cauchy 積を計算する。

一方 なので、問題1の結果と整合する。

問題5:対数のべき級数

をべき級数で表せ。

解答5

収束域は

問題6:級数から関数を特定

について、 かつ を確かめ、 を特定せよ。

解答6

項別微分する。

微分方程式 , の解は に限る。

したがって

問題7: の計算

を用いて の近似値を級数で求めよ。

解答7

を代入。

これは Leibniz の公式だが、収束が非常に遅い。実用的には Machin の公式などを使う。