面積分と発散定理・Stokesの定理

面積分と発散定理・Stokesの定理は、多変数解析の集大成である。定理を使いこなす計算力を養う。

問題1:スカラー場の面積分

を計算せよ。)の部分。

解答1

のとき

極座標で , 、領域は

, , として計算すると

問題2:ベクトル場の面積分(流量)

を計算せよ。, , (上向き法線)。

解答2

平面 ,

問題3:発散定理

を計算せよ。 は単位球面(外向き法線)。

解答3

発散定理:

問題4:発散定理の応用

を計算せよ。 の立方体の表面。

解答4

より対称性から

問題5:Stokesの定理

を計算せよ。 平面上の単位円(反時計回り)。

解答5

Stokesの定理:

は単位円板(上向き法線

問題6:直接計算との比較

問題5を直接計算で確認せよ。

解答6

,

問題7:曲面上のStokes

を計算せよ。)の境界。

解答7

平面 の法線ベクトル

三角形の面積 (辺の長さ の正三角形)

問題8:発散定理で体積計算

)を用いて球の体積を計算せよ。

解答8

より

球面上 は外向き単位法線)

問題9:非閉曲面への適用

半球面 )上で を計算せよ。

解答9

Stokesより は赤道、 の単位円)

(問題5と同じ)

または直接:。対称性から

問題10:逆問題

となるベクトル場の条件を述べよ。

解答10

任意の閉曲面 となる条件は (非圧縮性条件)。

発散定理より が任意の で成り立つには

例:(任意のベクトル場 )は を満たす。