三角関数の2倍角・3倍角の公式

2倍角・3倍角の公式は、角度を2倍や3倍にしたときの三角関数の値を求める公式です。加法定理で とおくことで導けます。

2倍角の公式

には3つの表し方があります。 を使って変形しているだけなので、本質的には同じ式です。問題によって使いやすい形を選びましょう。

3倍角の公式

3倍角の公式は、加法定理で として展開し、さらに2倍角の公式を代入することで得られます。

半角の公式

2倍角の公式 を変形すると、半角の公式が得られます。

2倍角の公式の用途

に変換したり、 に変換したりと、次数を下げるのに使います。

半角の公式の用途

積分 を計算するとき、 と変形すると積分しやすくなります。

これらの公式は、加法定理を出発点としてすべてつながっています。関係を理解しておくと、忘れても導き直すことができます。