三角関数の最大・最小問題

三角関数の最大・最小問題は、三角関数の合成や置換を使って解くことが多いです。パターンを押さえておくと、確実に解けるようになります。

基本: の範囲

の値域は です。

の最大値は 、最小値は です。

合成を使う場合

の形は、三角関数の合成で1つにまとめます。

ここで を満たす角です。

例題

の最大値を求めます。 なので、 と合成できます。よって最大値は 2 です。

合成のメリット

が混ざった式を1つの三角関数にまとめることで、最大・最小が求めやすくなります。

2次関数に帰着させる

の2次式は、置換で2次関数の問題に帰着させます。

のとき、最大値・最小値を求めます。

とおくと、 のとき です。

と平方完成すると、 で最小値 で最大値 1 です。

相互関係を使う

を使って変数を1つに減らします。

で表すと、 より

)とおいて2次関数として処理します。

範囲に注意

の範囲

の範囲によって の範囲が変わる。 なら

2次関数の最大・最小

軸の位置と定義域の関係で、最大・最小をとる点が変わる

置換後の変数の範囲を正しく求めることが、この種の問題で最も重要なポイントです。

まとめ

の形 → 合成
(または )の多項式 → に置換して2次関数
の両方が入る → 相互関係で1変数に