大型で非常に強い台風9号が、2026年7月10日から11日にかけて沖縄地方に接近する見通しだ。気象庁によると、7日午前9時の時点で、台風はマリアナ諸島付近を西へ進んでおり、中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートルとなっている。台風は今後さらに発達し、9日ごろにかけて猛烈な勢力になると予想されている。

進路予想では、10日午前9時に沖縄の南へ達し、そのまま八重山地方や宮古島地方といった先島諸島に近づくおそれがある。気象庁は、先島諸島が暴風域に入る確率は70パーセントを超えるとしており、台風の中心が予報円の中心を進めば、先島諸島を直撃するようなコースが警戒されている。

台風9号は非常に強い勢力を保ったまま沖縄地方に接近する見込みで、先島諸島では10日、最大瞬間風速が70メートルに達するおそれがある。

気象庁(台風情報)

沖縄気象台は、先島諸島で10日にも暴風警報を発表する見込みだとしている。10日ごろには大雨となるおそれもあり、暴風や高波、大雨への厳重な警戒が必要だ。台風から離れた関東から九州、沖縄の沿岸でも、7日からうねりを伴った高波が押し寄せるとして、気象庁は早めの注意を呼びかけている。

この台風はピーク時に中心気圧が905ヘクトパスカル、最大瞬間風速が85メートルに達すると予想されている。海面水温の高い海域を進むため勢力を落としにくく、先島諸島に最も近づく10日から11日にかけては、猛烈な風と記録的な大雨のおそれがある。暴風で電柱や樹木が倒れたり、停電や断水、交通の乱れが起きたりする可能性もある。特に先島諸島は離島が多く、いったん交通が途絶えると、物資の補給や避難に時間がかかりやすい。

宮古島や石垣島などでは、外出を控え、飛ばされやすいものを片づけ、水や食料、モバイルバッテリーを備えておく必要がある。高齢者や体の不自由な人がいる家庭では、暴風が強まる前の明るいうちに避難を終えることが大切だ。海のレジャーや船の運航にも大きな影響が出る見通しで、先島と沖縄本島や本土を結ぶ航空便やフェリーは、10日以降に欠航が相次ぐことが予想される。

台風9号は7月としては異例の強さで、シーズンの序盤から大型で猛烈な台風となっている。進路にはなお幅があり、わずかなずれで風雨の強まる地域や時間帯が変わる。最新の台風情報と、自治体が出す避難情報をこまめに確かめ、早めの備えを進めることが求められる。