フジ系ドラマ撮影めぐり佐藤二朗さんにハラスメント認定報道 三者の主張が食い違い
2026年7月11日 03:24
フジテレビ系で2026年4〜6月に放送された連続ドラマ『夫婦別姓刑事』の撮影をめぐり、W主演を務めた佐藤二朗さんと橋本愛さんの間のトラブルが表面化している。7月1日、週刊文春が、佐藤さんが撮影現場で橋本さんに問題のある言動をしていたと報道。フジテレビが外部弁護士に調査を依頼した結果、佐藤さんの行為が「深刻なハラスメント」と認定されたと伝えた。
報道などによると、橋本さん側は過去の経験から撮影中の身体接触に配慮を求めており、制作側はクランクイン前にその意向を把握していたが、佐藤さん本人には共有していなかったとされる。
フジテレビは7月2日、報道についてコメントを出した。
掲載中止を強く申し入れましたが、それにもかかわらず記事の掲載に至ったことは大変遺憾です。
モデルプレス
佐藤さんは反論
佐藤さんはX(旧ツイッター)で反論を投稿し、「もうフジとは関わりたくない」などと記した。所属事務所も、佐藤さんの言動がハラスメントには当たらないと専門家の確認を得ているとして、報道内容を受け入れられないと反論している。佐藤さん自身は投稿の中で、次のようにも述べた。
最大級の『注意』や『警戒』が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない
東スポWEB
一方、橋本さん側の所属事務所は7月3日、フジテレビの報道が事実との認識を示したうえで、当社の俳優への過剰な誹謗中傷が確認されているとして、次のような声明を出した。
既に複数の、当社俳優に対する過剰な誹謗中傷が確認されており、警察に相談の上対応をしております。
モデルプレス
フジは2度目の声明で謝罪
フジテレビは7月7日、約5300字の長文で経緯を時系列で公表した。制作側が配慮すべき事項を把握しながらマネジメントに課題があったと不備を認め、主演の2人に謝罪。撮影中のある場面での接触自体はハラスメントではないと整理する一方、その後の楽屋での言動を問題と判断したと説明した。フジテレビは2025年にも別のトラブルでガバナンス改革を迫られたばかりで、撮影現場での対応の在り方が改めて問われる形となっている。今後の焦点は、佐藤さんの活動や出演・CMへの影響、SNS上の誹謗中傷への法的対応、そして当事者間の協議の行方である。