映画『スーパーガール』が北米で失速 DC新体制の第2作、1億ドル超の損失見込みも
2026年7月11日 03:22
ジェームズ・ガンさんらが率いる新生DCユニバースの第2作、実写映画『スーパーガール』が北米で興行的に苦戦している。2026年6月26日に公開され、配給はワーナー・ブラザース。主演はドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のミリー・オールコックさんが務めた。だが初週末(6月26〜28日)の北米興収は約3710万ドルにとどまり、事前予想の5000万ドル超を大きく下回った。2025年の『スーパーマン』の初週1億2500万ドルの3分の1にも届かない結果だった。
米フォーブスの日本版は次のように伝えている。
ワーナー・ブラザースとDCスタジオによる最新のスーパーヒーロー映画『スーパーガール』は、公開初週末(米国時間6月26日〜28日)の北米興行収入が3800万ドル(約61億5000万円)にとどまり、失望を誘う結果となった。
Forbes JAPAN
2週目も急落
独立記念日連休を挟んだ2週目は約74%減とさらに落ち込み、DC映画では屈指の下落率となった。世界累計は公開10日で1億ドルを超えたものの、これは『スーパーマン』が同じ水準に達するのにかかった時間の3倍以上だ。製作費は約1億7000万ドル、マーケティング費も約1億2000万ドルとされ、劇場公開だけでDCスタジオに1億ドル超の損失をもたらすとの見方もある。批評家支持率はDCユニバース作品で最低の56%だったが、多くの評はオールコックさんの演技を称賛した。
DCスタジオ共同CEOのピーター・サフランさんは火消しに動いた。
While Supergirl didn't meet our box office expectations, it's just one component of a broader, long-term strategy at DC Studios that we remain confident in.
The Hollywood Reporter
『スーパーマン』の好発進で軌道に乗ったかに見えたガンさんのDC戦略にとって、本作は初の大型失敗となった。次のDCU作品は10月公開のR指定作『Clayface』で、損益分岐点ははるかに低いとされる。今後の焦点は、配信などでの回収と、DCU全体の軌道修正である。