のグラフは山と谷があり,山のピークを極大点,谷のピークを極小点といいます.極大点は微分係数がマイナスからプラスに変わる点で,その 座標は増減表からわかります.極大点と極小点の問題を解くときは増減表が必要になります.
三次関数の極大点と極小点
極大点と極小点の座標を求めるには
- 導関数を計算する
- 導関数の値が になる を求める
- もとの関数の増減表をつくる
のステップをふみます.
の導関数は
で,その値が になる の値は です.導関数は二次関数でグラフは下図になります.
三次関数の導関数とその増減表
もとの関数の増減表は
で,極大点は ,極小点は となります.