ヨーク家(イングランド):白薔薇の王家の興亡
ヨーク家はイングランドの王家で、プランタジネット朝の分流のひとつ。14世紀から15世紀にかけて勢力を伸ばし、特に薔薇戦争でランカスター家と王位を争ったことで知られています。ヨーク家は白薔薇を象徴とし、ランカスター家の赤薔薇と対比されました。
| 起源 | プランタジネット家の分流 |
| 象徴 | 白薔薇 |
| 主要人物 | リチャード・プランタジネット、エドワード4世、リチャード3世 |
| 対立勢力 | ランカスター家(赤薔薇) |
ヨーク家の祖はリチャード・プランタジネット(ケンブリッジ伯)であり、彼の息子リチャード・ヨーク公が実質的な家の基盤を築きました。王位継承の正統性を主張してランカスター家と争い、これが薔薇戦争の火種となりました。
1460
リチャード・ヨーク公の戦死
王位請求を進める中で戦死し、息子たちに家の命運が託された。
1461
エドワード4世の即位
ヨーク家が王位を獲得し、薔薇戦争に大きな転機をもたらした。
1483
リチャード3世の即位
弟を排して王位につくが、簒奪の印象を残す。
1485
ボズワースの戦い
リチャード3世が敗死し、ヨーク家の王統は断絶。テューダー朝が成立。
ヨーク家の支配は短期間であったものの、イングランド史に大きな影響を与えました。特にリチャード3世の治世とその最期は、後世に強烈な印象を残しています。その死後、ヨーク家とランカスター家の血統はヘンリー7世とエリザベス・オブ・ヨークの結婚によって統合され、テューダー朝の正統性の基盤となりました。