イギリスの権利章典:自由と議会政治の礎

権利章典(Bill of Rights)は、近代的な自由と権利の保障を制度化した重要な文書を指す言葉です。一般的にはイギリスとアメリカの二つがよく知られています。

イギリスの権利章典(1689年)

1688年の名誉革命の後、翌年に議会が制定したのが「権利章典(Bill of Rights 1689)」です。これは国王の専制を制限し、議会の権利と国民の自由を明確にしました。

国王による法律停止権の否定
議会の同意なしに課税できない
言論の自由の保障(議会内発言)
常備軍の設置には議会の承認が必要
選挙の自由

この章典によって、イギリスは立憲君主制の方向に大きく舵を切り、議会政治の基盤が築かれました。