定数の不定積分と積分定数 C、+C がないとどうなるか
です。微分して になる関数は だけではなく、 も も同じ導関数を持つ。
定数は微分すると消えるため、候補が 1 つに絞れません。そこをまとめて書くために をつける。
微分すると定数が消える
、、。どれも導関数は同じ。

も も、微分すれば です。もとの定数が何だったかは、導関数を見ても分からない。
積分定数をつける
微分して になる関数が の形しかないことを見る。
と を満たす 2 つの関数をとり、 と置く。
どの点でも接線の傾きが のグラフは、水平な直線しかありません。だから は定数です。
と は定数だけ違う。この定数を と書き、積分定数といいます。 と書けば、微分して になる関数を残らず言い表せる。
例:、、 の不定積分
定数 の不定積分は です。 をそのまま前に置き、 をかけるだけ。
の不定積分だけ形が違う。 を積分すると ではなく になる。微分して になる関数が、定数の全部だから。
1 点を通る条件で が決まる
だけでは が 1 つに決まりません。 という条件を足す。
に を入れると で、。答えは です。
条件を 1 つ足すだけで、無数にあった候補が 1 本に決まる。
がどの文字を変数と見るかを決める
の は、 で積分するという指示です。 のほうは定数の扱い。
同じ でも、 なら が変数です。今度は 次関数ではなく 次関数になる。
文字が 2 種類あるときに見るのは、 のうしろ。
定積分では が消える
を計算します。原始関数を として、上端と下端を入れて引く。
は引き算で打ち消し合う。だから定積分では積分定数を書きません。

値の は、高さ 、横 の長方形の面積と同じ。定数の定積分は、かけ算 1 回で求められます。
速さが一定の運動
速さ で進む点を考える。時刻 での位置は で、積分定数が出発点の位置にあたる。
時刻 を入れると位置は です。そこから 秒ごとに ずつ進むため、 秒後は だけ先。
秒から 秒までに進む距離は 。出発点がどこでも、進む距離は変わりません。
と を満たす はどれですか。
を書き落とすと
と書くと、 や が抜け落ちる。
定積分なら引き算で消えるため、書き落としても答えは合う。不定積分では答えが 1 つに減ってしまう。
のような条件を足すときは、合わせる先の がありません。
の値はどれですか。
原始関数を として です。高さ 、横 の長方形と見ても同じ値になります。 は下端を引き忘れた形、 は横の長さだけを答えた形です。
定数を積分すると 次関数になり、その傾きがもとの定数、 切片が積分定数です。定積分では切片が引き算で消えるため、 を書かずに済む。













F(x)=−4x+C に x=2 を入れると −8+C=1 で、C=9 に決まります。−4x+1 は条件の 1 をそのまま C に置いた形で、x=2 では −7 になります。