直線の方程式(傾きと切片、2点を通る直線)

座標平面上の直線は、方程式で表すことができます。ここでは直線の方程式の基本形を整理します。

傾きと切片による表現

直線の最も基本的な形は、傾き 切片 を使った式です。

傾き は「 が 1 増えたとき がいくつ増えるか」を表します。 切片 は直線が 軸と交わる点の 座標です。

傾きが正

右上がりの直線になる

傾きが負

右下がりの直線になる

傾きと1点を通る直線

傾きが で、点 を通る直線の方程式は次のようになります。

これを点傾き形式と呼びます。傾きがわかっていて、通る点が1つわかっているときに使います。

2点を通る直線

2点 を通る直線の方程式は、まず傾きを求めてから式を立てます。

傾きは次の式で求められます。

この傾きを点傾き形式に代入すれば、直線の方程式が得られます。

具体例

2点 を通る直線を求めます。傾きは です。点 を通るので、 となり、整理すると です。

検算の方法

求めた式に2点の座標を代入して、両方とも成り立つか確認しましょう。 を代入すると で成立。 を代入すると で成立します。

一般形

直線の方程式は一般形 でも表せます。 を変形すると となり、これは一般形の一種です。

一般形の利点は、 軸に平行な直線)も表せることです。 の形では傾きが定義できない垂直な直線を表現できませんが、一般形なら のように書けます。