円の方程式(標準形と一般形)

円も直線と同じく方程式で表すことができます。円の方程式には標準形と一般形の2つの表し方があります。

標準形

中心が 、半径が の円の方程式は次のようになります。

これを標準形と呼びます。円の定義「中心からの距離が である点の集合」をそのまま式にしたものです。

中心が原点の場合

中心が原点 のときは、 とシンプルになります。

具体例

中心 、半径 の円は です。 なので、符号に注意しましょう。

一般形

標準形を展開すると一般形になります。

一般形から標準形への変換は、平方完成を使います。

一般形から標準形への変換

を標準形に変換してみましょう。

についてそれぞれ平方完成します。

よって中心 、半径 の円です。

標準形

中心と半径がすぐわかる。グラフを描くときに便利。

一般形

展開された形。式の計算で出てきやすい。

円の方程式を求める

3点を通る円の方程式を求めるときは、一般形 に3点の座標を代入し、 についての連立方程式を解きます。

例えば、3点 を通る円を求める場合、それぞれ代入すると

これを解くと となり、円の方程式は です。