指数・対数関数の最大最小
指数関数や対数関数を含む式の最大・最小問題は、置換して2次関数に帰着させるのが基本です。
指数関数の最大・最小
の における最大値と最小値を求めます。
なので、 とおくと です。
の範囲 に対応する の範囲を求めます。 は単調増加なので、
と平方完成すると、 で
| のとき | (最小値) |
| のとき | (最大値) |
は のとき、 は のときです。
対数関数の最大・最小
の における最大値と最小値を求めます。
とおくと、 です。
の範囲に対応する の範囲は、、つまり です。
と平方完成すると、軸 は定義域内にあるので、
| のとき | (最小値) |
| のとき | (最大値) |
は のとき、 は のときです。
置換の範囲に注意
は常に正なので 。 は全実数をとりうるが、 の範囲で制限される。
単調性の確認
なら も も単調増加。 なら単調減少。範囲の対応を間違えないこと。
相加相乗平均を使う場合
の最小値を求めます。
とおくと です。
相加相乗平均より、 です。
等号成立は 、つまり ()のとき。よって最小値は 2 です。
指数と対数が混在する場合
のような式は、微分を使わないと最大・最小が求められません。数学Ⅲで学ぶ内容ですが、高校数学Ⅱの範囲では、置換で処理できる形が出題されます。
指数や対数を で置換
の範囲を求める
の2次関数として最大・最小を求める
を元の変数に戻す