教育149515 views
数学講師2886596 views
高校倫理1440172 views
ヒストリア290629 views
LaTeX962207 views
りんご209693 views
中学社会668782 views
MathPython497416 views
Computer368134 views
いろは3011036 views
Help
Tools
NewsSpreadsheetCalendarBookkeepingMarkdown TablesLanguage Model NewsSlidesTier ListPen ToolIllustrationCrayonWatercolorPixel ArtASCII ArtPerspectiveEndless StairsGraphMind MapER DiagramFamily TreeMemeCurved TextImage EditorMosaicRetro FilterPencil SketchSwirl EffectLine ArtOCR/HighlighterMakeup EditorFaviconVideo TrimmerScrolling VideoVideo TitleColor PickerColor ExtractorBonfireFireworksCherry BlossomWater RippleWater SplashBreaking GlassGlass TextureFabric TextureWood GrainMarble TextureBrick Wall TextureMetal TextureWashi Paper TextureCardboard TextureCSS ButtonIcon MakerBar ChartGrouped Bar ChartStacked Bar ChartPie ChartLine ChartArea ChartStacked Area ChartScatter Plot3D Bar Chart3D Pie ChartBar Chart RaceBubble ChartPopulation PyramidPictogramEarningsCandlestick ChartInvestment RiskMortgage SimulatorCalculatorMatrix CalculatorFunction GraphPolynomial ExpansionVenn DiagramField VisualizerRubik's Cube Group TheoryTraveling SalesmanVoronoi and DelaunayFractalColumn ArithmeticDraw Math FiguresArithmetic AnimationArithmetic Word ProblemsCounting with Tree DiagramsCube NetsRolling DiceCross SectionsMotion PathMechanicsWavesElectromagnetic WavesCapacitorsLight and LensesThermodynamicsHow Semiconductors WorkMolecular StructuresAtomic OrbitalsElectrochemical CellsChemical EquilibriumCrystal LatticesBuffer pHOrganic Reaction MapPeriodic TableComplex IonsDNA Double HelixCell DivisionMembrane ChannelsNerve ImpulseMuscle ContractionHormones and HomeostasisRock ClassificationWeatherConstellationsSolar and Lunar Eclipses3D ModelingFloor PlanSeismic StructuresIntersection TurnMaglevCooking AnimationOrigamiLive Viewer CountGeoJSON MapRailway MapPopulation MapCrime MapLand Price MapSchool MapShrine and Castle MapHouse of Representatives MapWord MapSolitaireReversiHakoiri MusumeChessHamburgerRippleSlide Puzzle MakerNeon PinballNovel MakerJapanese Typing PracticePiano Score EditorMusic TheoryShogi StrategyPiano Rhythm Game

English

1000 の約数は 16 個、全部足すと 2340(約数の個数と総和の求め方)

の約数は 16 個あります。全部足すと 、全部かけると 。どれも 1 つずつ書き出さずに出せます。

必要なのは素因数分解だけ。 という形が分かれば、個数も総和も総積も式で片づきます。

約数は指数の組で決まる

の約数を 1 つとると、かならず の形になります。 が持っていない素因数は、その約数にも現れないためです。

指数には上限があります。 から まで、 から まで。 を含む数は を割り切りません。

だから約数は の組と 1 対 1 に対応する。 が 4 通り、 が 4 通りで、 個になります。

マス目の 1 つ 1 つが約数です。 から まで、抜けも重複もなく並びます。

個数の公式

一般に と素因数分解できるとき、正の約数の個数は次のようになります[1]

素因数ごとに指数を から まで選べるので、選び方は 通り。それを掛け合わせた数が約数の個数です。

を落とすのが最も多い誤りになります。指数が なら選べるのは の 4 通りで、3 通りではない。

素因数分解する

それぞれの指数に 1 を足す

全部掛ける

手順はこれだけ。あとは掛け算の練習です。

例:720 の約数の個数

です。指数は の 3 つ。

30 個あります。書き出して数えるより、はるかに速い。

例:素数のべきと 2 つの素数の積

なら 個。素数のべきでは、指数に を足すだけで終わります。

異なる素数 の積なら 個。 の 4 つで、たしかに合っている。

なら 個です。 を数えると 9 個になります。

素因数分解約数の個数

総和は展開すると出る

約数を全部足すときも、1 つずつ足す必要はありません。かっこの積を展開すると、約数が漏れなく現れます。

左のかっこから 1 つ、右のかっこから 1 つ選んで掛ける。組み合わせは 16 通りで、どれも の約数になります。

展開した項をすべて足したものが、そのまま約数の総和になる。 です。

総和の公式

一般形はこうなります[1,2]

各かっこは等比数列の和なので、次のようにも書けます。

分数の形は暗算に向きません。指数が小さいうちは、足し算のまま計算するほうが速い。

約数の個数も総和も、互いに素な 2 数に分ければ掛け算になる性質を持ちます[2]

のとき が成り立つ。素因数ごとのかっこに分かれるのはこのため。

例:720 の約数の総和

でした。素因数ごとにかっこを作ります。

です。約数を 30 個書き出して足す作業が、3 つの数の掛け算に変わりました。

例:等比数列の和で書く

の約数の総和は 。指数が大きいときはこちらが速い。

なら になります。

を順に足しても 。どちらの道でも同じ値に着きます。

総積はペアで考える

約数を小さい順に並べ、両端から寄せていきます。いちばん小さい といちばん大きい 、次に小さいものと次に大きいもの。

どの組も、掛けると になります。 が約数なら も約数で、その 2 つがちょうど相手どうし。

の約数は 9 個で、組は 4 つと余りが 1 つ。真ん中の だけ、相手が自分自身になります。

総積の公式

組が 個できるので、総積は次の形になります[3]

なら なので 。指数がちょうど整数になりました。

が奇数のときも式は同じです。指数が半整数になり、余った のぶんを埋めてくれる。

例:36 の約数の総積

の約数は の 9 個でした。

なので、半整数の指数が消えて になります。実際に 9 個を掛けても同じ値です。

の約数 なら 。掛けると で合っています[3]

個数が奇数になるのは平方数だけ

ペアが作れなくなるのは、 が同じ数になるときです。、つまり の場合。

これが起きるのは が平方数のときに限られます。そのとき約数はペア 1 組ぶんだけ足りず、個数が奇数になる。

個数が偶数

約数がすべて 2 個ずつの組になる。 は平方数ではない

個数が奇数

が 1 つ余る。 は平方数

公式の側から見ても同じです。 が奇数になるのは、すべての が偶数のとき。指数が全部偶数の数が平方数です。

例:約数がちょうど 3 個の数

とします。 は素数なので、 と書けるのは 1 つの因数が の場合だけ。

つまり素因数は 1 種類で、その指数が の形に限られます。

などが該当する。約数はそれぞれ の 3 個です。

例:約数の個数から数を決める

なら、 に分かれます。前者は 、後者は

が、それぞれの代表になります。どちらも約数は 4 個。

なら で、 が例です。

指数の分け方 の形
または
または

の正の約数は何個ありますか。

  • 12 個
  • 24 個
  • 30 個
__RESULT__

なので 個です。12 は指数に 1 を足し忘れた値、30 は の約数の個数にあたります。

素因数分解さえ正しければ、あとは指数の足し算と掛け算だけ。約数を書き出す作業は、検算のときにとっておきます。

参考文献

Divisor function - Wikipedia
Fonction diviseur - Wikipédia
Divisor Product - Wolfram MathWorld
$1000 = 2^3 \times 5^3$ と分解できれば、約数は $2^a \times 5^b$ の形に限られます。$a$ が 4 通り、$b$ が 4 通りで 16 個。総和はかっこの積 $(1+2+4+8)(1+5+25+125)$ を展開したもので、足すと $2340$ になる。総積は両端から組にすると $n^{d(n)/2}$ にまとまり、$1000$ なら $1000^8$。$720$ の約数が 30 個で総和が $2418$ になる計算、約数がちょうど 3 個の数の正体、個数が奇数になるのは平方数だけという理由まで扱いました。