部分分数分解による和の計算
分数の形をした数列の和を求めるとき、部分分数分解が有効な場合がある。分解後に隣り合う項が打ち消し合い(telescoping)、計算が簡単になる。
基本公式
この形に分解すると、和をとったときに中間の項が消える。
例題1
を求めよ。
一般化
例題2
を求めよ。
例題3
を求めよ。
数学講師
分数の形をした数列の和を求めるとき、部分分数分解が有効な場合がある。分解後に隣り合う項が打ち消し合い(telescoping)、計算が簡単になる。
k(k+1)1=k1−k+11
この形に分解すると、和をとったときに中間の項が消える。
k=1∑nk(k+1)1 を求めよ。
k=1∑nk(k+1)1=k=1∑n(k1−k+11)
=(1−21)+(21−31)+⋯+(n1−n+11)=1−n+11=n+1n
k(k+d)1=d1(k1−k+d1)
k=1∑nk(k+2)1 を求めよ。
k(k+2)1=21(k1−k+21)
k=1∑nk(k+2)1=21k=1∑n(k1−k+21)
=21{(1+21)−(n+11+n+21)}=21(23−n+11−n+21)
k=1∑n(2k−1)(2k+1)1 を求めよ。
(2k−1)(2k+1)1=21(2k−11−2k+11)
=21(1−2n+11)=2n+1n