無限等比級数とは、等比数列の無限個の項の和である。
n=1∑∞arn−1=a+ar+ar2+ar3+⋯
収束条件
無限等比級数が収束するのは ∣r∣<1 のときに限る。このとき、
n=1∑∞arn−1=1−ra
∣r∣≥1 のときは発散する(和が定まらない)。
導出
初項 a、公比 r の等比数列の第 n 項までの和は
Sn=1−ra(1−rn)
∣r∣<1 のとき rn→0(n→∞)なので、
S=n→∞limSn=1−ra
例題1
1+21+41+81+⋯ の和を求めよ。
初項 a=1、公比 r=21。∣r∣<1 なので収束し、
S=1−211=2
例題2
n=0∑∞(−31)n を求めよ。
初項 1、公比 −31。∣r∣=31<1 なので収束し、
S=1−(−31)1=341=43
例題3
循環小数 0.333… を分数で表せ。
0.333…=103+1003+10003+⋯=1−101103=93=31