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文字が 2 つ以上あるときは、次数の低い文字について整理する

には と があります。 は 2 次、 は 1 次です。

次数の低い について並べ直します。 を含む項は と の 2 つ。

後ろのかっこが になりました。 が両方に現れます。

答えは です。展開すると で、もとの式に戻ります。

低い次数の文字から見る

について整理すると となり、2 次式のたすきがけを考えることになります。

について整理すれば 1 次式です。 の係数をくくり出すだけで進みます。

答えは変わりません。変わるのは手数です。1 次なら共通因数を見るだけで済みます。

それぞれの文字の次数を数える

最も低い文字について降べきの順に並べる

その文字の係数をくくり出す

残ったかっこをさらに分ける

例:

も も 1 次です。どちらでも同じ手数なので、 で整理します。

後ろの は と書き替えます。符号をくくり出すと がそろう。

で整理しても となり、同じ答えです。

例:

は 2 次、 も 2 次です。次数が同じときは、どちらかを選んで整理します。

について降べきの順に並べます。

定数項にあたる を先に分けます。 です。

の係数 が、 になっています。たすきがけが当たる形。

展開すると で、整理すれば 。

定数項を先に分ける

2 文字の 6 項の式では、この順で進みます。定数項が分かれないと、たすきがけの相手が見つかりません。

1 つの文字について降べきの順に並べる。
その文字を含まない部分を、先に因数分解する。
分かれた 2 つを、たすきがけの下の段に置く。
1 次の係数が合うかを確かめる。

でも同じです。 について整理します。

定数項は 。 の を と に分け、たすきがけを組みます。

の係数を確かめます。。合っています。

3 段目で が現れたところが分かれ目です。ここが分かれなければ、この式は 2 つの一次式には分かれません。

例:次数がそろっている 3 項

では、 も も 2 次です。ただし前の 3 項が平方にまとまります。

整理する前に、まとまる部分がないかを見ます。まとまれば、2 乗の差が当たることがあります。

次数がちがう

低いほうの文字で整理する。1 次なら共通因数を見るだけで済む

次数が同じ

どちらでもよい。先に平方や 2 乗の差にまとまらないかを見る

例:文字が 3 つある

を分けます。、、 はどれも 1 次です。

について整理します。 を含む項は 、、、 の 4 つ。

後ろのかっこをさらに分けます。 について整理して 。

同じ手を 2 回使いました。文字が増えても、1 つずつ整理していけば進みます。

整理したあとに残るかっこも、もう一度同じ手順にかけます。

文字が 3 つなら、2 回続けて整理することになる。

よくある誤り

次数の高い文字で整理して、たすきがけに手間どる形が多い。

が 1 次なのに、 について整理する。
降べきの順に並べず、もとの順のまま係数をくくる。
を と書き替えず、共通因数を見落とす。
定数項を分けないまま、たすきがけを組もうとする。
1 次の係数の確認を飛ばして、答えを書く。

3 番目は符号のくくり出しです。 で止めると、 が 1 つしか見えません。

を因数分解するとどれになりますか。

__RESULT__

が 1 次なので で整理します。 です。

を について整理したとき、定数項にあたるのはどれですか。

__RESULT__

を含まない項は 、、 です。これが と分かれて、たすきがけの下の段になります。

文字が増えたら、まず次数を数えます。低いほうで整理すれば、共通因数か、分かれた定数項が見えます。

$x^2 + xy + 2x + y + 1$ は $x$ が 2 次、$y$ が 1 次です。$y$ で整理すると $(x+1)y + (x+1)^2$ になり、共通因数がそのまま目に入ります。$x$ で整理してもたどり着きますが、たすきがけを考えるぶん手数が増える。2 文字 6 項の式では定数項を先に分けること、文字が 3 つなら同じ手を 2 回続けること、符号をくくり出して $y-1$ をそろえる形まで。