大阪府南部でだんじりの横転が相次ぎ、死者は 2 人に
2026年10月10日 20:56
3 連休の初日となった 10 日、大阪府南部の泉佐野市と泉大津市で秋祭りのだんじりが相次いで横転し、だんじりに乗っていた男性 2 人が振り落とされて下敷きになり、亡くなった [1][2]。2 件の事故では祭りの関係者で 10〜60 代の男性 16 人もけがをしており、大阪府警が詳しい状況を調べている [1][2]。
泉佐野市長滝の交差点で事故が起きたのは午前 11 時ごろで、勢いをつけて角を曲がる「やりまわし」で右折しようとしただんじりが右側に倒れた [2][3]。祭りに関わる女性から「だんじりが横転し、負傷者がたくさん発生している」と 119 番通報があり、だんじりを引いていた男性ら 8 人が病院に運ばれている [4][5]。亡くなったのは同市の会社役員の男性(51)で、だんじりの右側面に乗ってバランスを取る「たかり」を務めていた [3]。道路とだんじりのあいだに挟まれ、心肺停止の状態で運ばれたが、その後死亡が確認された [3]。残る 7 人のうち 2 人は、骨折などの重傷だという [5]。
約 2 時間後の午後 1 時 20 分ごろには、泉大津市宮町の交差点でも右折しようとしただんじりがバランスを崩して内側に横転し、「だんじりが転倒し、男性が下敷きになった」と 119 番通報があった [1][5]。下敷きになったのは和泉市の会社員の男性(48)で、その場で死亡が確認され、ほかに 10〜60 代の男性 9 人が負傷している [1][5]。府警によると、亡くなった 2 人はどちらも方向を変える際にだんじりにぶら下がって重しになる役で、事故の当時はだんじりの右側面に乗っていた [1][2]。どちらの現場も交差点で、右に曲がる際にバランスを崩したとみられる [2]。
だんじりは近畿、中国、四国地方などの祭りで奉納される山車で、人が引く「曳きだんじり」と担ぐ「担ぎだんじり」に大きく分かれる [6]。大阪府内では 1 週間前の 3 日夜にも、堺市の祭りで勢いをつけて角を曲がろうとしただんじりが横転し、10〜60 代の男性 11 人がけがをした [7]。目撃した人は「倒れた音がすごかった。ドーンみたいな」と話している [7]。このときけがをしたのはいずれもだんじりの関係者で、頭や腕を打つなどしたものの命に別条はなく、通行人や近くの住民にも被害はなかった [7]。
参考文献
- [1]産経新聞(だんじり横転死亡事故が相次ぐ 男性計2人死亡、16人がけが 大阪府警)
- [2]東京新聞(だんじり横転相次ぐ、2人死亡 大阪、祭り関係者16人負傷)
- [3]FNNプライムオンライン(だんじり事故相次ぐ 大阪で2人死亡、8人けが 「やりまわし」で横転し“たかり”の男性が下敷きに)
- [4]産経新聞(だんじり横転で男性1人死亡、8人が重軽傷 大阪・泉佐野)
- [5]MBSニュース(【速報】秋祭りのだんじり2基横転 男性2人死亡、16人重軽傷 大阪・泉佐野市と泉大津市)
- [6]ウィキペディア(だんじり)
- [7]FNNプライムオンライン(だんじり横転し10代~60代の男性11人ケガ 目撃者「倒れた音がすごかった。ドーンみたいな」 大阪・堺市)