ロシア軍の誘導爆弾がザポリージャの住宅地を直撃、死者は 20 人に
2026年10月11日 02:48
ウクライナ南東部の都市ザポリージャで 10 日早朝、ロシア軍の誘導爆弾が住宅地を襲い、子ども 3 人を含む 20 人が死亡、やはり子ども 3 人を含む 18 人がけがをした [1][2]。ウクライナ国家非常事態庁が明らかにした数字で、救助隊はがれきの下に取り残された人の捜索を夜になっても続けている [1][2]。
ウクライナ空軍は午前 5 時ごろ、ロシアの戦術航空機がザポリージャに向けて誘導爆弾を放ったと警告していた [2]。住宅地には 5 発の誘導爆弾が落とされ、ザポリージャ州のミハイロ・セミキン知事代行によると、そのうち 1 発は集合住宅の一部を壊し、上の階が 2 階まで崩れ落ちた [2][3]。がれきの下に 8 時間以上閉じ込められていた女性も助け出され、非常事態庁によれば午後 6 時 15 分までに救助された人は 3 人にのぼる [1][2]。
ビヒウシキー内相は午後、朝から連絡の取れない人が少なくとも 11 人いるとして、追撃の恐れがあるなかでがれきの撤去を急いでいると明かし、攻撃について次のように非難した [3]。
これは住宅地へのテロ攻撃だ。普通の家々に、子どものいる家族に向けて、5 発の誘導爆弾が使われた。
Ukrinform(Glide bomb strike on Zaporizhzhia: Rescue workers continue clearing rubble, 11 people remain unaccounted for)
内相によると、ロシア軍はこの日だけでウクライナ各地に 44 回の攻撃を加えており、北東部ハルキウでは無人機が病院の建物に当たってけが人が出たほか、首都キーウでも高層住宅とオフィスの入る建物が狙われた [3]。ザポリージャ市は 11 日を服喪の日と定めている [3]。前線に近いこの街は誘導爆弾や無人機、ミサイルで繰り返し攻撃されており、前日の 9 日にも住宅地への誘導爆弾で少なくとも 1 人が死亡し、子どもを含む 7 人が負傷した [2]。
ロシアは 2022 年 2 月の全面侵攻からザポリージャ州の一部を占領しているが、州都のザポリージャ市はウクライナが守り続けている [2]。国連安全保障理事会は前日の 9 日、ここ数日ロシアによる民間の施設やインフラへの攻撃が相次いでいることを受けて会合を開いた [4]。国連のウクライナ人道調整官も 7 日、北部チェルニヒウ州で少なくとも 19 人が死亡したとされる攻撃のあと、民間人への攻撃をやめるよう求めていた [4]。
参考文献
- [1]Ukrinform(Russian airstrike on Zaporizhzhia kills 20, injures 18)
- [2]The Kyiv Independent(Russian guided bombs hit Zaporizhzhia residential neighborhood, killing at least 20, injuring 18)
- [3]Ukrinform(Glide bomb strike on Zaporizhzhia: Rescue workers continue clearing rubble, 11 people remain unaccounted for)
- [4]UN News(Security Council LIVE: Cycle of escalating attacks on civilians in Ukraine 'must end now')