教皇レオ 14 世が肺の小さな結節を取り除く手術へ
2026年10月13日 11:58
ローマ教皇レオ 14 世(71)が、最近の検査で肺に小さな結節が見つかり、取り除く手術を受けることを明らかにした [1][3]。10 月 11 日の正午の「お告げの祈り」の終わりに、サンピエトロ広場に集まった人々へ自ら伝えたもので、バチカンによると 13 日の昼前に、教皇のための専用の部屋があるローマのジェメッリ病院に入り、術後は 1 週間ほど入院する見通しである [1][2][3]。教皇は結節がごく早い段階で見つかったと述べ、医師の勧めに従う考えを示した [1][4]。
最近の何回かの検査の中で、医師たちがわたしの肺に小さな結節を発見しました。結節はきわめて初期段階で、局所的に特定されました。医師たちが手術を行うのが適切だと判断したため、医師の助言に従い、結節の切除手術を受けることに決めました。
カトリック中央協議会(教皇レオ十四世、2026 年 10 月 11 日、「お告げの祈り」でのことば)
米国がん協会によると、肺の結節は胸部などの CT 検査で見つかる直径 1 インチ(約 2.5 センチ)に満たない小さな異常な部分を指し、ほかの目的の検査でたまたま見つかることも多い [3]。教皇庁広報局のマッテオ・ブルーニ局長は、今回の検査は定期的なもので、特別な不調がきっかけではなかったと説明し、炎症があったとするイタリアの一部の報道を否定した [2][3]。
教皇の予定は大きく組み替えられ、教皇公邸管理部は 20 日までの謁見をすべて取りやめた [2]。14 日にサンピエトロ広場で予定していたミサは、新たに枢機卿団の首席となったルイス・アントニオ・タグレ枢機卿が代わって司式し、『愛のよろこび』の公布 10 周年を記念してバチカンで開いている家庭についての会議の報告書も、教皇が内容を聞いてから応えられるよう公表を遅らせる [2]。11 月 6 日から 17 日には、ウルグアイとアルゼンチンに加え、司教として長く働き国籍も持つペルーを訪れる計画があるが、手術と療養が日程に響くかどうかはわかっていない [3][5]。
2025 年の選出から 17 か月で初めての大きな健康上の出来事で、AP 通信は、バチカンが何世紀にもわたって教皇の健康を厳しく伏せてきたなかで、本人が大勢の前で公表したのは異例の透明さだと伝えている [3]。前任のフランシスコ教皇も自らの衰えを隠さずに語ろうとしたが、その在位中も情報は厳しく管理されていたという [3]。シカゴ生まれのレオ 14 世は初めての米国出身の教皇で [5]、発表の翌日の 12 日も予定どおり謁見に臨み、張りのある声で話した [3]。イタリアのマッタレッラ大統領とメローニ首相は教皇に寄り添う考えを示し [6]、バチカンには五つの大陸の教会や政治指導者から励ましが寄せられている [2]。
参考文献
- [1]Vatican News(Pope Leo: I will undergo surgery soon to remove nodule in my lung)
- [2]Vatican News(Pope Leo to be admitted to Gemelli Hospital on October 13)
- [3]CBS News(Pope Leo to go to hospital Tuesday for lung nodule surgery)
- [4]カトリック中央協議会(教皇レオ十四世、2026 年 10 月 11 日、「お告げの祈り」でのことば)
- [5]Wikipedia(Pope Leo XIV)
- [6]ANSA(Italy close to pope as he prepares for lung surgery)