九州新幹線が全線で運転見合わせ:パンタグラフの部品がなくなり架線を点検
2026年10月13日 15:49
九州新幹線は 13 日、始発から博多と鹿児島中央の間の全線で運転を見合わせた [1][3]。12 日午後 10 時ごろ、熊本市内の車両基地で、その日の運転を終えて点検を受けた車両のパンタグラフから部品の一部がなくなっているのが見つかり、JR 九州が架線などへの影響を調べているためで、熊本駅の近くでは架線をつり上げる部品の損傷も新たに見つかった [1][2]。
なくなったのは、車両の屋根で架線から電気を取り込むパンタグラフのうち、架線が傷つかないよう保護する役割を持つ部品である [1]。部品がないまま走れば架線を傷めているおそれがあるとして、JR 九州は 12 日夜にも、走っていたすべての新幹線のパンタグラフを調べるため、約 4 時間半にわたって運転を止めていた [1][2]。同社は 13 日、電力設備の点検と復旧作業のために全線で運行を見合わせているとウェブサイトで説明している [3]。
13 日午前 5 時半すぎの時点では、博多と熊本の間を正午ごろ、熊本と鹿児島中央の間を午後 2 時ごろに再開できると見込んでいたが、昼前にはそれぞれ午後 4 時ごろと午後 6 時ごろへ見通しを改めた [4][5]。その後、同社のウェブサイトは博多と熊本の間の再開を午後 5 時ごろとし、熊本と鹿児島中央の間は終日運行を見合わせると案内しており、作業の進み具合によって見込みはさらに変わることがあるという [3][4]。
鹿児島中央駅では、運転見合わせを知らずに訪れた利用客の姿もあり、兵庫へ帰ろうとしていた人は戸惑いを隠せなかった [1]。
どうしよう。すみません動揺していて、どうしたらいいのか分からないです。
FNN プライムオンライン(九州新幹線が全線運転見合わせ パンタグラフ部品紛失で架線点検 再開は熊本-博多が午後 4 時ごろ、鹿児島中央-熊本が午後 6 時ごろか)
仕事で福岡へ向かう予定だった人はレンタカーを借りて博多駅を目指すことを考えており、博多駅でも、新幹線の運休を知って予約を取り消し、この日は博多で観光するという利用客がいた [1][2]。日本エアコミューターは鹿児島空港と福岡空港を結ぶ臨時便を午前と午後に 1 往復ずつ運航し、JR 九州も在来線で臨時の特急列車を走らせている [1][5]。
令和 8 年熊本地震で被害を受けた九州新幹線は、9 月 18 日に全線での運行を再開したばかりで、いまも変更したダイヤでの運行が続く [3]。在来線の鹿児島本線も、10 月 10 日に全線で通常のダイヤに戻ったところだった [3]。地震からの復旧で全線の運行を取り戻してから、1 か月足らずで再び全線が止まったことになる [3]。
参考文献
- [1]FNN プライムオンライン(九州新幹線が全線運転見合わせ パンタグラフ部品紛失で架線点検 再開は熊本-博多が午後 4 時ごろ、鹿児島中央-熊本が午後 6 時ごろか)
- [2]FNN プライムオンライン(九州新幹線、始発から全線で運転見合わせ 新たに熊本駅付近で部品の損傷見つかる 博多~熊本間は午後 4 時頃再開見込み)
- [3]JR 九州(九州旅客鉄道株式会社)
- [4]南日本新聞(九州新幹線、始発から運転見合わせ)
- [5]RKK 熊本放送(【九州新幹線】博多~鹿児島中央の全区間で運転見合わせ 再開見込みは博多~熊本で午後 4 時頃、熊本~鹿児島中央で午後 6 時頃 在来線の臨時特急列車を運行)