ルートを消して 2 次式を作る(代入せずに値を出す次数下げ)
のとき、 の値は です。 を 3 乗してはいません。
先に という等式を作り、それで次数を下げました。代入は最後の 1 回だけで済みます。
根号を消して 2 次式を作る
から根号だけを残す形に移します。
両辺を 2 乗すると 。整理して が得られます。
根号は 2 乗で消えます。 を片側に寄せてから 2 乗する、という順序が要点[1]。
canvas: 式は呼び出しにそのまま書いてください。この引数は焼けません -> drawMath(… mkeStep[mkeIndex][0] …)
次数を下げる
を と書き直します。 が出るたびに、 へ置きかえられる。
なら で、もう一度置きかえて 。
高い次数の項が、すべて の形に落ちます。最後に 1 度だけ を入れれば終わり。
canvas: 式は呼び出しにそのまま書いてください。この引数は焼けません -> drawMath(… dwnLine[dwnIndex][0] …)
例:3 次式の値
を求めます。 で割るのが早い。
かっこの中は なので、残るのは 。 を入れて です。
置きかえで進めても同じ。、 を代入すると 。
例:4 次式の値
を求めます。、、。
になります。4 次の項を直接展開すれば、 の計算が必要でした。
例:黄金比の形
とします。 から 2 乗して 。
整理すると 、つまり 。次数を 1 つ下げるたびに、係数がフィボナッチ数列で伸びます。
、、。 の並びが現れました。
例:根号が 2 つある場合
では、1 度の 2 乗では消えません。 となり、根号が残ります。
ともう一度寄せて 2 乗する。 で、。
4 次式になりました。根号が 2 種類あると、消すのに 2 回の 2 乗が要ります。
例:作った等式をそのまま使う
のとき の値を求めます。
から 。代入するまでもなく です。
式の形が作った等式に近いほど、計算は短くなります。
次数下げを使う
高い次数の項がある。整数係数の等式を作って割る
対称式を使う
と の対になっている。和と積から組み上げる
のとき、 がみたす整数係数の 2 次方程式はどれですか。
__RESULT__
根号を寄せて 2 乗し、整数係数の等式を作る。そこから先は、根号がまったく出てこない計算になります。
出典
$x = 2+\sqrt{3}$ のとき $x^3-3x^2-2x+5$ は $6+\sqrt{3}$ です。$x$ を 3 乗してはいません。$x-2=\sqrt{3}$ を 2 乗して $x^2-4x+1=0$ を先に作り、$x^2$ を $4x-1$ へ置きかえるだけで $x^3 = 15x-4$、$x^4 = 56x-15$ と 1 次に落ちます。代入は最後の 1 回で終わり。黄金比 $\frac{1+\sqrt{5}}{2}$ では係数がフィボナッチ数列で伸びること、$\sqrt{2}+\sqrt{3}$ は 2 回 2 乗して $x^4-10x^2+1=0$ になることまで扱いました。














x−3=−2 の両辺を 2 乗すると x2−6x+9=2。整理して x2−6x+7=0 です。