ルート 50 は 7 と 8 の間にある - 平方数ではさんで整数部分を出す
は と の間にあります。、つまり だからです。
近い平方数ではさむ。それだけで、根号の値がどのあたりにあるかが決まります。小数の計算は 1 度も要りません。
平方数ではさむ
の大きさを知りたいときは、 をはさむ 2 つの平方数を探します。
平方根をとる操作は大小の向きを変えません[2]。だから不等式の形がそのまま移ります。

は のすぐ上です。だから も に近く、実際は ほど。
例:大きい数ではさむ
を調べます。、 なので 。
なら 、 で 。
は 、 から と の間です。
| 根号 | はさむ平方数 | 整数部分 |
|---|---|---|
| と | ||
| と | ||
| と |
整数部分の記号
を超えない最大の整数を、 の整数部分といいます。記号は または [1]。
、、、 です[3]。
例:整数部分が 5 になる n
をみたす自然数 を全部求めます。条件は 。
2 乗して 。 は から までの 個です。
個数はいつも奇数になる
をみたす は、 から までです。
個数は 個。 が なら 個、 なら 個、 なら 個です。
平方数と平方数の間隔が ずつ広がるので、そのまま個数になります。
という式は、平方数どうしの差から出ています。
。 の差が と並ぶのと同じこと。
例:整数部分の和
から まで、 を全部足します。1 つずつ計算する必要はありません。
になるのは の 3 個。 になるのは から の 5 個。 になるのは から の 7 個です。
まとめて数えると、項が多くても手数は変わりません。
例:桁数から見当をつける
が 3 桁なら です。、。
だから 3 桁の数の平方根は、 以上 未満。2 桁に収まります。
が 5 桁なら は 以上 以下。桁数が 2 増えるごとに、根号の桁数が 1 増える形です。
検算
はさんだ 2 つの平方数を、実際に計算して確かめます。、。
がその間にあるかを見る。 は確かに と の間です。
個数を数えたときは の式でも出します。 なら 個で、書き出した から と一致しました。
をみたす自然数 は何個ありますか。
- 8 個
- 17 個
- 16 個
近い平方数ではさむ。この一手で、根号の値も整数部分も個数も、同じ形で片づきます。













8≤n<9 から 64≤n<81 です。64 から 80 までの 17 個で、2×8+1=17 とも一致します。