どちらが大きいかは 2 乗して決める〜負の数が混じると向きが逆になる
と では、 のほうが大きい。2 乗して と を比べただけです。
小数に直す必要はありません。ただし、この手が使えるのは両方とも 以上のときだけ。負が混じると結論がひっくり返ります。
0 以上なら 2 乗して比べてよい
なら が成り立ちます。逆も成り立つので、大小はそのまま移せます[1]。
根号の付いた数は 以上と決まっています。だから根号どうしの比較では、いつでも 2 乗してよい。

例:係数の付いた根号
と を比べます。係数を根号の中へ入れてから 2 乗するのが早い。
、。
なので です。 と書いても同じこと。
例:根号と整数
と を比べます。整数のほうも 2 乗して にします。
なので 。整数を と見れば、根号の中だけの比較になります。
と なら で 。 と なら で です。
例:根号の和
と を比べます。和のまま 2 乗します。
の 2 乗は 。 と の比較になるので、もう一度 2 乗して 。
よって で、 です。2 乗を 2 度使う形になりました。
両方とも 0 以上か確かめる
2 乗して比べる
根号が残ればもう一度 2 乗する
負の数が混じるとき
と を比べます。2 乗すると ですが、答えは 。
大小が逆になりました。負の数では、絶対値が大きいほど小さくなるためです。
負の数どうしなら、絶対値で比べて向きを逆にします。 なので 。
正と負が混じるときは、比べるまでもありません。正のほうが大きい。
2 乗して大小を移してよいのは、両方とも 0 以上のときだけです。
と では だが 。符号の確認を飛ばすと、ここで逆の結論が出る。
例:差が小さいものを比べる
と を比べます。どちらも ほどで、2 乗しても差が見えにくい。
分子を有理化すると形が変わります。、。
分子が同じ なので、分母が大きいほうが小さい。 なので、 のほうが小さくなります。
数値で見ると と 。合っています。
例:3 乗根と平方根
と を比べます。指数がそろわないので、 と の最小公倍数の 乗にそろえる。
、。
なので です。 と で、確かにそうなっています。
| 比べるもの | そろえる指数 | 結果 |
|---|---|---|
| と | 2 乗 | |
| と | 2 乗 | |
| と | 6 乗 |
と ではどちらが大きいですか。
- 等しい
以上かどうかを見てから 2 乗する。この 1 手順を挟むだけで、根号の大小はほとんど機械的に決まります。














2 乗すると 9×5=45 と 25×2=50 です。45<50 なので 35<52。したがって大きいのは 52 のほうです。