複素数平面上の軌跡(円・直線の方程式)
複素数平面上の図形を複素数の式で表す方法を見ていく。
円の方程式
中心 、半径 の円は
と表せる。 として展開すると 、つまり 。
例題1
はどんな図形か。
中心 、半径 の円。 とおくと 。
直線の方程式
2点 , からの距離が等しい点の軌跡(垂直二等分線)は
一般の直線は ( は複素数、 は実数)と表せる。
例題2
はどんな図形か。
点 と点 からの距離が等しいので、虚軸(直線 )。
アポロニウスの円
2点 , からの距離の比が ()である点の軌跡は
で表される円(アポロニウスの円)になる。
例題3
を満たす点 の軌跡を求めよ。
両辺を2乗して、。
とおくと、。
展開して整理すると 、つまり 。
なので、中心 、半径 の円。
偏角条件
は、点 から偏角 の方向に伸びる半直線を表す。
は、2点 , を見込む角が である点の軌跡(円弧)を表す。