複素数の極形式 r(cosθ + i sinθ)
複素数を表す方法として、 という直交形式のほかに、絶対値と偏角を用いた極形式がある。
複素数 ()に対して、
とおくと、、 が成り立つ。これを代入すると、
と表せる。これが複素数の極形式である。 は原点からの距離(絶対値)、 は正の実軸からの角度(偏角)を表す。
偏角の決定
偏角 は の範囲で定めることが多い(主値)。ただし、 の整数倍の不定性がある。
の偏角を求めるには、 だけでなく、 と の符号から象限を判断する必要がある。
| 第1象限 | |
| 第2象限 | |
| 第3象限 | |
| 第4象限 |
極形式の例
極形式は、複素数の乗除や累乗の計算で威力を発揮する。